日本人は古から、2chネラーばりのユーモア×想像力をもって
この世界を自分中心(自分流)に楽しむ能力高かったんだなぁ…と感激中
「語呂合わせの凄い力」を見た!
はい、今日は日本の伝統習慣の中に生きる「智恵」の中から
お正月×「おせち料理」に注目していくよ~
↓
「豪華おせち」を眉唾物と目を細くして疑って見ていた私ですが、
久松のおせちはマジで美味しくてビックリした…なんて思い出あり。
しかし、本日お伝えしたいのは「豪華おせち」のことではなく
おせち料理に仕込まれた「語呂合わせの呪術の智恵が凄いんだよ」って方です。
おせち料理の品々が
それぞれ名前や色形などに関連した
「おめでたい連想の語呂合わせ」になっていることは
ご存知の方が多いと思います。
語呂合わせって、「ダジャレかよ」とか思うかもしれませんが
これがもの凄い呪力(自己拡大力)を持っているのです!
◆伝統的な「おせち料理」の形式
重箱が3段なのにも「神聖幾何学」的な意味が濃く感じられますが
私の中では「はじまりの1」から「2」「3」までの
日本神話でいうところの「造化三神」を表しているんじゃないか、と解釈中。
まー「3」はこの世界の法則の基礎であり基盤ですからね。
四角い空間×三重構造=この世界の構造そのもの!?
興味深いのは「おせち」には、
きちんと三重空間の中に「決まり(形式・法則)」があるってところ。
↓
【一の重】:祝い肴・口取り
(黒豆、田作り、かまぼこ、伊達巻、栗きんとん、数の子、たたきごぼう、など)
【二の重】:焼き物・酢の物
(鯛や鰤や海老など海の幸中心の焼き物、なます等の酢の物)
【三の重】:煮物
(昆布巻き、お煮しめ など)
なるほど、前菜⇒焼き物⇒煮物って流れみたいっすね。
そもそもは「歳神様への御供え料理」なのだそうです。
ということは、今までの私のように
『おせち…面倒だし、まー無くてもいいか…』なんて態度ではアカン(。。;)
せっかく招き入れた歳神様と一緒に祝酒&祝宴したいから「おせち料理」必要だわ!
ただ、あんまり豪華に踏んばらんでも大丈夫!
あなたらしく歳神様と楽しむための呪術パワーアップ料理をご用意ください。
◆おせち料理が持つ「語呂合わせの呪力」
おせち料理の各品々がもつ名前や色形からの「語呂あわせ×おめでた連想」の力!
これがね、「ダジャレでしょ」ってバカにできないモノなのですよ。
そんなに正式なおせちに縁のない私でさえ
- 昆布煮(よろこんぶ⇒喜ぶ)
- 数の子(子だくさん⇒子孫繁栄・一家の繁栄)
- 栗きんとん(黄色・黄金色⇒金運アップ)
- 蓮根(穴が開いてる⇒先の見通しが明るい)
- 海老(腰が曲がる⇒長寿)
- 黒豆(マメになる⇒勤勉~大成)
というくらいは知っている。
このくらいパッとイメージ湧くくらい一般化された知識だよね。
(ここが凄いところなんだよ~おせちの呪術だよ)
色々と日常生活・伝統習慣の中に
古代からの先祖の智恵が「呪術」として練り込まれてる呪術大国・日本。
その凄さは「当たり前に生活に取り入れられてる」処と
人間が持つ「想像⇒現実創造」の潜在能力を活用する為に
「パッとイメージが湧く」までに呪術が智恵×歳月で練りあげられている点にある!
と私は思ってます。
だからね、お節料理を食べる時って
自然と「縁起がイイもの食べてるぞ~」って思っちゃうし
なんかそのラッキーなイメージを脳内に描いちゃうでしょ。
『なんかいい事起こりそう』ってニヤニヤしちゃうでしょ。
ここで既に自己拡大の呪術は呪力を発揮し始めているんですよ。
おせち料理を食べる時は
そこに込められた古からのおめでたい語呂合わせの呪術を素直に受け
「縁起がいい」とニヤニヤして、いいイメージを想像するといいよ。
素直な人がシンプルに幸運を得る、そんな仕組みっぽいよ~この世界って。
◆自分流「縁起のいい」おせちを好きに準備
私がおすすめしたいのは、
ネットやデパートで豪華なおせちを買うことではなく、
無理して頑張って食べきれない おせち料理を準備することでもなくて、
”自分の好物で「縁起のいい」おせちを準備”すること。
もっとシンプルにいっちゃえば
「縁起がいい」「いい事ありそう」とイメージしながら
自分の好きなモノを美味しく楽しく 歳神様と頂くってこと、これだけ。
金運アップに「黄金色のビール」を飲んで、黄金湧くの自分をイメージしてもいい。
日本酒を味わいながら「神様の飲み物を頂いてる」とカム界の宴をイメージしてもいい。
桃を食べながら「カムツミ~神の実」を取り入れ、神気湧く自分をイメージしてもいい。
ユーモアセンス磨きたいなら
やがみ氏の動画で彼の鋭利なセンスを学んでもいいぞ~
(つづく)