神界の超美男神にして、数々の苦難を乗り越え「国造り」を成した大国主命
そんな大国主命が「どんな風に国を造ったのか?」見ていくと
大国主命がどんなに凄い神様なのかよくわかります(有能過ぎる!)
華麗なる一族にして波乱万丈の神生(人生)な予感…
超美男神にしてもの凄くデキる!
そんな少女漫画のヒーローみたいな大国主命の活躍ぶりを見ていきましょう☆
◆全国を巡り国の基礎造りを成す
海に国土(島)を出現させてくれました。
では、実際に国としての機能・発展の基礎を整備したのは誰か?
それが「大国主命」なのです。
国としての命を吹き込んだといってもイイかもしれません。
大国主命はスクナヒコ命とコンビを組んで
全国を巡り国の基礎作りを成していきます。
その内容とは
⇓
- 国土の修理や保護
- 農業技術の指導
- 温泉の開発
- 病気治療・医療の普及
- 禁厭の法(まじない)を制定
などなど
数々の開拓事業や技術指導を行っていくのです。
有能にして万能やないか~☆
知恵の神といても過言ではない。
農業神・商業神・医療神そして「大地の神」
この大国主命の国造りの内容をみれば
農業神・商業神・医療神として祀られているのも納得ですよね。
私が注目したいのは、
農業・商業・医療・インフラが国の基礎である点を再認識しつつ
「温泉」と「呪術」も重要な要素である点です。
温泉は山の多い日本の地形や「湯治」などに見る医療との繋がりも感じますね。
呪術も国造り・国運営に欠かせないって点…意外と重要な気づきかも!?
とにかく、今まで見てきた神の中では
偉大だけども人間に近いというか
地上暮らす叡智に溢れた神様といった印象です。
日本の神様というのは別名を持った方々が多いんですが
それは『大地の神』であることを示す名です。
迫りくる天照大御神とスサノオ尊の因縁
さて、超美男子で有能にして万能な偉大な神の大国主命ですが
全国を巡り国造りを成したところで
そんな彼の系譜の孫に地上の支配をさせるのを阻止すべく
高天原(天界)を統べる天照が自分の系譜である孫神ニニギ尊を
地上・国の統治者として送り込んでくるのです。
つづく。