日本の神々の中でも超有名な天照大御神とスサノオ尊を姉弟にもつ
三貴子で「唯一の月の神霊」なのにめっちゃ影の薄い神様(^^;)
日本人なのに日本の神話を何も知らない…
出先で神社があればお参り(願かけ)するのに、祭神を知らない…
という自分の無知っぷりを自覚したので
日本の神様について「知る」はじめました~☆
では前回に続き「ツキヨミ命」の話いくよ~
月と水と生命の深い関係
前回の終わりにちょっと「私の仮説」として
月が地球の水に強い影響力を持っており
大気中の水分には人が発する意思や想念を含み漂っている
って話をちょろっと語りました。
私の愛読書
⇓
によると、やはり月の神である「ツキヨミ命」は
水と生命に深くかかわっている神様とされているようです。
月の動きを観察し、暦ができて
月を読み、農事を占う専門家もいたってくらい
ツキヨミ命は「農耕」と深いかかわりの神ですが
他にも
- 海や船(海運・航海)
- 生命の源泉である水
- 不老不死の生命力
と、関係の深い神なんですってφ(..)メモメモ
月が水と生命力に関係するとされたのは
- 月の引力による潮の満ち引き
- 月の満ち欠けによる人間への精神作用
- 月=夜=肉体の再生(修復時間)
ということからきてるんだと思われます(私の考察)
月神が「若返りの水」をもたらす
人間も体の約60%は水分ですし
体を巡る血液も津液も「動く水分」ですから
月の引力が人間の体内の水分にも影響しているのは疑いようがない。
(海の潮の満ち引きを起こしているんだから)
更に「狼男」の話にみるような
月が人間の精神に及ぼす影響も考慮すれば
確かに月は「生命力」に強く影響している気はする。
私は初耳だったんですが
月と不老不死や回春を結びつけることは
世界的な信仰として広がっている。
それが生命の源泉である水と結びつき
日本では古くから
”月神が若返りの水をもたらす”という
信仰が生まれていた。
正月の若水汲みの行事や古代の禊の習慣みる
”水が持つ『魂を若返らせる霊力”に
月と夜の「生命力への影響」が重なり合って
⇓
”月神が若返りの水をもたらす”
って信仰になったんでしょうね(たぶん)
月の持つ「若々しい生命力+美しさ」からきているのかも。
(私としては月星人との交流記録であって欲しいところですが)
太陽の生命力と月の生命力
何となく「生命力」っていうと…
太陽の方が強いんじゃね?
っておもっちやいますが
たぶん日中に太陽の光から受ける陽エネルギー違って
月が象徴する「生命力」は「自己修復力」の方なんでしょうね。
22時(夜10時)~26時(深夜2時)は”ゴールデンタイム”と云われてますからね。
長生きしたいなら「不老不死」と関係のある「月」が司る夜の心身修復の働きを
大事にすべきってことでしょうφ(..)メモメモ
◆ツキヨミ命が祀られている神社
影が薄いツキヨミ命ですが、さすが三貴子!
全国各地に「月山神社」「月読社」として祀られているようです。
などなど、お近くにツキヨミ命が祀られてたら
お参りに行ってみてね~
何だかんだでウケモチ神(食物の神)に酷いことしたツキヨミ命ですが
この件のおかげで日本に五穀がもたらされたという点も忘れてはいけない…
つづく