なるほど…イザナギの杖から生まれた神なのかぁ
◆カタカムナ第50首を詠む
声に出して音を響かせイメージしましょう☆
【カタカムナ第50首】
カムツミ ツキタツフナト イキココロ
アハキタカタマ ミチノナカチハ
黄泉の国から帰ったイザナギが禊前に脱ぎすてた衣服や杖などから生成された神々の名がウタに出てきております。
◆一音一音の示し
「ツキタツ」
- ツ(集まる、個々の、津々)
- キ(気・エネルギー、発生する)
- タ(分かれ出る、タテに分かれ発生)
- ツ
「フナト」
- フ(2つの、増える、負)
- ナ(核、重要なモノ、何回も、夥しい)
- ト(重合、統合)
ここから「ことば」にして解読を
◆ツキタツ+フナト とは
「ツキタツ」
①(カムツミの)集まったエネルギーが「タテ」に分かれ粒子として発生
②マカウミコでウ界面から突きだされ、正反に分かれ出た(スピン運動する)粒子
③個々粒子として発生し、タテに分かれ出た粒子が集まり
⇓
この「ツキタツ」の粒子(カムツミ)が
「フナト」して
①正・反の2つが何度も何度も重合を繰り返すことによって
②正・反の2つの核となり重合されて
「ツキタツフナト」でカムツミが「アマナ+カムナ=生命・現象の核」となる過程を示しているようです。
◆衝立船戸神(ツキタツフナト神)
黄泉の国から帰ったイザナギが禊の為に
脱ぎすてた衣や投げ捨てた杖からも神々が生まれており、
ツキタツフナト神はその「杖」から生まれた神です。
投げ捨てたといいつつも「衝き立て」られているのは
ツキタツフナト神が「結界を司る神」だからでしょう。
穢れや疫病などが入ってこないための港の結界を司る神様のようです。
なるほどな…
ってことは「アマナ+カムナ」の重合によってできる
生命現象の核は結界を持つわけですよね。
それって原子核のエネルギーの壁に似てませんか?
我々が持つ「形」、我々が個々として存在するのは
その外郭をこの神の結界が成して中を守ってくれているからかのかも。
とりあえず「アマナ+カムナ=生命・現象の核」は
強力な神の結界で守られており他の侵入を防いでくれているようです。
私が探していた いかなる他の干渉も及ばぬ 不可侵な「真っ白空間」はここに在るやも。
(つづく)