好きな音楽を買う時代、いつでも携帯できる時代になり
音を楽しむための形態もたくさんありますが「音の違い」どこまで気づいていますか?
歌えば音痴な私の中で、これらの音の違いのイメージはこんな感じでした。
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CDやデジタルデータ化された音が最も「整って綺麗な音」で、
ライブやコンサートは楽曲の生音~観客・会場のざわめき含めた
「音楽を通した”体験”」を味わう場で、
レコードは「ノイズ」を含め、「アナログな味わいを楽しむ」もの。
同じ曲を聴く場合でも、こういった違いがあると思っておりました。
しかし!こちらの「音の呪力」でレコードからCDへの切り替え期におきた話を読み、私のこれまでの認識がふっ飛ばされたのです。
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BBA私はちょうど実体験としてレコードからCDへの変換期を知っているのですが
その頃は8㎝CDなるものがシングル盤としては普通に流通してたんだぜ~
んで、このレコードからCDへ音楽の主流が切り替わる時期
BBAの印象では「CDで劇的に音質がクリアに綺麗になったよ」的な流れだった気がするのです。まーほぼテレビによる情報なんで印象操作にまんまと誘導された可能性は高い。
でもね、確かにレコードで聞くよりも「綺麗でクリアな音」になった感じはしたんだよ。まだガキながらも、CDコンポやヘッドフォンで聞けば、まるでコンサート会場気分だぜ~みたいな気はしてた。
確か、私の周囲も「CDの方が音良いよね」って反応だった気がする。
ところが、「音の呪力」によれば
”レコードからCDへの移行期に アナログレコードのファンの多くが
「CDは音が悪い」と拒絶反応を示した”とういのです。
「えっ!」音が良くなったんじゃないの?(私の心の叫び)
色々なメディアが調査した結果
”通常のCDの仕様では2万ヘルツから上の音域はカットされる”
ということが判明したそうです。
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アナログレコードは、このCDでは破棄されている2万ヘルツ以上の倍音が再生されてるそうで、レコードファンはこの音の違いに気づいていたらしい。
「CDは音が悪い」と感じた人達というのは
クラシックやジャズ好きのオーディオマニアが多かったというので
音に対する感覚が敏感~超感覚の域に達していたのかもね。
だって、人間の聴覚能力的に
2万ヘルツ以上の高い音は人の耳には聞こえないっていうんだから。
でもさ、でもさ、音って「聴覚だけ」で感じているものなんでしょうか?
現にレコードマニアやオーディオマニアの音楽好きな人達は
その「2万ヘルツ以上の音の有無の差」に気が付いていたわけでしょ。
我々は「高次倍音の響き」をきちんと感じ取っているはず。
高次倍音が我々の意識に作用するなら、耳には聞こえなくとも感じ取っているはず、だよね。
ダウンロードされた曲とかデジタルデータ化された曲については…もうわかるね。
ヒントは「音で一番情報量を必要とする部分は高い倍音のところ」なんやて~
心地よい響き、美しい響きの音と
「人の意識を変性意識へ誘う音」ってのは
根本的に違うしね。
でもここで「耳では聞き取れない高音域~2万ヘルツ以上の音」という
重要なキーワードを得たので、この鍵をもって先に進もう。
(つづく)