ここも難解故に私的超意訳込で解読を進めちゃってます。
◆カタカムナ第50首を詠む
だんだんと和歌の31音のリズムに近くなっておりますので
和歌の様に唄ってみてね~
【カタカムナ第50首】
カムツミ ツキタツフナト イキココロ
アハキタカタマ ミチノナカチハ
「みちのなかちは」でどんなイメージ湧きましたか?
◆一音一音の示し
「ミチノ」
- ミ(身、実、実体、光、生命力の実質、ミ粒子)
- チ(凝縮、持続する)
- ノ(時間をかける、変遷する)
「ナカチハ」
- ナ(核、重要なもの、何回も、夥しい)
- カ(根源の力、ちから)
- チ(凝縮、持続する)
- ハ(引き合う、正・反)
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆ミチノ+ナカチハ とは
まずはカタカムナの音の示しから素直に読んでみます。
「ミチノ」
「ミ」の発生・運動・カカワリの持続(チ)による変遷の(ノ)
⇒ミ粒子の活動(ヨモツチカヘシ)の持続
「ナカチハ」
「ミチノ」を繰り返す力~ミチノの核となる力(ナカ)が
アマ界~アマの正反発生・正反のカカワリを持続する力の発生源(チバ)となる。
◆道之長乳歯神とは
「みちのながちは」の音を名に持つ神=道之長乳歯神
どんな神さまかというと
黄泉の国から帰ったイザナギが禊の際に脱ぎすてた衣類の中の
帯から生まれた神で「衝立船戸神」と同じく結界を司る神だそうです。
船戸神が港・水門にて穢れの侵入を防ぐ結界だったのに対し、
「道之長乳歯神」は道や集落の結界を司り、
邪悪なよそ者や疫病などの侵入から場を守る神様だったようです。
更に「道」という名が示すように
旅路や長い道中の安全を守る神という面もあったそうだよ。
◆ミチノナカチハ~私的超意訳
日本神話の結界の神としってもイマイチ「ピン!」と来ず
イメージが湧かないので、再び古語辞典を頼った。
結果、面白いことがわかったよ~
「ミチノ」はカタカムナの音の示しで納得できたので
”ミ粒子の発生・運動・カカワリ・変遷の持続(ヨモツチカヘシ)”のままにして、
「ナカチハ」の「チハ」の部分に注目した!
古語辞典で調べてみると
- ち(霊力)
- は(破=序破急の一つ)
とあって「序破急」の「破」っていうのは
”雅楽の曲で中間部分をさし、拍子が細かく、変化が多くなていく処”
だというじゃない。
「チハ=霊力の波・波動」だと思うんですよね。
その霊力の波動ってのは「序破急の破」の波なんだと理解したんです。
つまり「ミチノ」を繰り返す力~その核なる力は
霊力(潜象の力)の「破」の波動だっていうわけです。
すげぇ、古語辞典買っといてよかったよ。
学生時代の遺産やけど、感謝です。
(つづく)