今日の言葉はいつにもまして「深いい」っす。
よーく噛みしめて受取ってみてください。
私が尊敬する賢人・哲人「安岡正篤氏」ってこんな人
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では、参りましょう。
心して先生の言葉を受け止めましょう。
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人間の生命というものは、全きもの、無限にして永遠なるモノです。
その偉大な生命がなんらかの機縁によって、たまたま一定の存在になり、一つの形態を取るのです。
我々人間が存在するということは、既に無限の限定である。無限の有限化であることを知る必要があります。
この有限化を常に無限と一致させるということが真理であり、道理であり、道徳であります。
(『運命を拓く』)
安岡先生がこの世・この世界・この宇宙の真理に到達していると思える言葉です。
私たち「人間」はそもそも「無限にして永遠の存在」で、
今は「何らかの機縁」によって一定の形を取り有限化されているというわけです。
しかし、『私たちの本質は無限にして永遠』なのです。
ここを忘れず・核心として「有限化された己を本来の無限と一致させる」ことが、天から与えられた「天命」であり「人が進むべき道」なんだというわけです。
古神道でも「人は本来 神の子、大神の末裔だから神性を発揮せよ」と教えてくれてます。神性を覚醒させ何を成すべきかというと、神の成し事といえば「造化・生成」ですよね。
たぶん、我々「人間」は造化=創造するための「無限の力」「無限の可能性」を秘めもっているということ。
『自分には何の力もない』と思って生きるのと、
『自分の本質は無限にして永遠なるもの、無限の力と可能性を持つ』と思って生きるのとではまるで違う人生になるよね、きっと。
何を望み、何を創造しますか?
世界をどう変えてゆきますか?
(つづく)