プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【ドキュメンタリー】「最強のふたり」本人:フィリップとアブデルが語った言葉

ドキュメンタリー:最強のふたり (字幕版)

映画「最強のふたり」は大好きで何度も観ている作品

いつみても二人の関係や生き方に背中を押される気がしている。

この実話を基にした映画の「本物のふたり」のドキュメンタリー。

 

 

映画はほぼ二人の関係をリアルに表しているが

ナイジェリア出身の移民アブデルは

スラム街の黒人青年「ドリス」へと設定が変更されている。

 

映画でふたりを演じた俳優たちや監督も登場し

どうやって映画「最強のふたり」がつくられたのか?

その背景もわかるドキュメンタリーになっている。

 

ドキュメンタリー:最強のふたり (字幕版)

ドキュメンタリー:最強のふたり (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

映画「最強のふたり」の実際のふたり

ドキュメンタリーには本人である

富豪フィリップと彼の介助人アブデル、

映画の監督、ふたりを演じた俳優2人が登場する。

 

ふたりの現在の様子と

映画がどのように創られたのか

このドキュメンタリーで見ることができる。

 

富豪フィリップは現在モロッコ在住

アブデルは10年以上彼の介助人を務めたが

今は「友達」として親交は続いている。

 

アブデルがモッロコにきて恋をし

結婚に向かう彼をフィリップが送り出したようだ。

(※このことはドキュメンタリーで触れられていない)

 

今もふたりは映画でみたあのままに

「人生を楽しんでいる」ようだ(^^)

 

映画よりももっと実際は「やんちゃなふたり」だったようです(^^;)

テレビじゃ言えないこともある…って感じよ。

 

監督の言葉:「社会階級を越えて仲良く」が主題ではない

映画「最強のふたり」はどのような思いを込めてつくられたのか?

冒頭で監督が語っている。

「観客に問いかける映画なんだ」

見る人によって

映画の問いかけは変わるってことだろう。

心が振動する部分が違うのかも?

 

ただ、きっぱりとこうも言っている。

「社会階級を越えて仲良く、が主題ではない」

「アブデルの"墜落"が2人の出会いのはじまりで、

その結果 彼の人生は大きく変わる」

 

映画でアブデルがモデルのドリスを演じた俳優オマールも

「出会いによって人は動かされる」

「人生とは出会いそのものだ」

ってこの映画に参加し、振り返り興奮気味に語ってた。

 

フィリップが語った言葉

私がドキュメンタリーを観ながらφ(..)メモメモしたもの

①人は過ちを犯し、その代償を払う

首から下が麻痺するきっかけとなった

パラグライダーの事故当時のことも語ってくれた。

 

「着地の高度が低すぎ、致命的なミスを犯した」と振り返る。

自己は自分の初歩的なミスのせいだと語った。

自分の過ちだったと認めたうえでフィリップはこの言葉を言った。

 

”人は過ちを犯し、その代償を払う”

 

②不平を言ってないで、笑顔で人を魅了しないと

誰かが寄ってきてくれるのを待つんじゃなくて

自分から笑顔で相手に向かっていくんだって教えてくれた。

 

不平を言ってても、人が離れていくばかり

事態が好転するわけもないんだから

笑顔で人を魅了しないと人生損だというのだ。

 

③対立よりも、人間は元々弱いんだから支え合うべきだ

彼が事故にあって自分の弱さに気が付いて

そしたら「人間はみんな弱い」ってことにも気が付いて

そして出た言葉。

 

自分が弱いことを認め、

他の人も同じように弱い存在って思えたら

確かに支え合おうと自然とできるかも。

 

でも、みんな鎧をきて必死に闘って生きているからなぁ(逆に向かっている)

 

④人生は難しいものではない、本質的に冗談のようだものだ

 

かもめ・ワーニャ伯父さん (新潮文庫)

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 チェーホフは「かもめ」を喜劇だという。

ある人には悲劇に見えることも、他の人から見れば喜劇だったり。

人生は壮大なコメディなのかもしれない。

 

フィリップはこの言葉に続けて

「だから楽しめばいい、制限なしに」って言ってたよ。

 

⑤無分別に頼ると痛い目に合う

だから人を見る目が養われたのかも。

いろいろな出会いの中でもアブデルは特別だという。

フィリップにとっては「悪魔の守護天使」なんだって(^^)

 

真っ白い天使に見える人よりも

実は汚れや傷みを知る 悪魔の守護天使のような人のが

心フラットに安心して対等に付き合えるのかもね。

 

アブデルが語った言葉

”人と同じであることが正常なのか?”

”俺は俺であり続ける、それが正常さ”

 

フィリップは彼のことを面接ではじめて見た時から

「高貴な魂を目に宿していた」と表現している。

ふたりに密着し、ふたりの出会いを映画で見せてくれたオマールも言っている。

 

ふたりが出会った時

アブデルの目に「首から下が動かせない車椅子の富豪」への

同情の色は一切なかった。

そもそも「首から下が動かせない車椅子の富豪」という認識もなく

ただただ「目の前の男」という目線だったように思える。

 

私もドキュメンタリーを見て感じたが

彼は人を「上下」で見ていない。

自分より上か下かという考えがそもそもないのか

強固な「自分」があるからなのか?

 

とにかくフラットなのだ。

だがひとたび友となり、身内となると

自分と同じくらい大事にする面も持っている。

 

確かに「魂が高貴」って意味がわかるわ~って思った。

 

「同じ哲学を持っている」と感じる人

フィリップ曰くこれがアブデルにピンときたところらしい。

目を見て、その人の言葉や行動をよく見て

「同じ哲学を持っている」と感じる人と出会えたら

笑顔で声かけないとね。

 

人生を変える出会いかもしれないもの。

 

同じ哲学かぁ

私の持つ哲学は散らかってるからなぁ・・・

散らかった哲学の人見つけたら

声かけよっと。

 

では、また~☆

 

 

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最強のふたり (字幕版)

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