プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【量子論への寄り道】80:マクロ界での物質波

マクロ界というか「我々界」とでもいうのでしょうか?

電子とか極微の存在の物質波ではなく、我々の身近なところの物質波を見ていこう~

無知な私に量子論の世界を優しく案内してくれる1冊

 

 

私たちの周囲にあるような大きな物質が持つ波(物質波)は

  • その波長があまりに短すぎて、
  • 而も波が収縮しているので、

波としての性質が明確に現れてこない、ってことでしたよね。

では実際にイメージしてみましょう。

物質が持つ波(運動する物質が持つ波)=物質波は

ド・ブロイの式で「その波長」を計算できる、ので

※P=物質の運動量として計算する

 

これを用いて、野球のピッチャーが投げるボールが持つ波長を計算すると

10の(-33)乗m 程度になるんだそうです。

0.000000000000000000000000000000001m

(※0が1,2個多いか少ないかも…汗)

 

この大きさがどの程度かというと

”原子の大きさ(10の-10乗 m)の「1/1兆」の更に「1/1000億」程の極微の波”

だそうです(どんだけ小さいんや~)

 

では、「投げたボール」ではなく、「運動する人そのものの物質波」でも計算してみましょう!

体重70kgの人が秒速10秒で走っているとします(速っ)

この時「走っている人の持つ物質波」は、

10の(-36)乗m 程の波長の波となるようです。

 

つまり、ここで覚えておくべき重要なことは

”物質の質量が大きくなるほど、物質波の波長は短くなる”

ということと、それに加えてもう1つ

”物質波は波長が短くなる程 波の広がりが小さくなる”

という特徴を持っているってこと!

 

そう、我々のような大きな物質・物体・エネルギーの塊の世界では

物質波の波長は小さく・広がりも小さく=広がらず1ほぼ点に収縮してる様な状態

なんだってよ~ 

 

P=運動量=質量×速度だから…質量が「零」なものはどうなんや⁇

例えば意識とか思考とか「目まぐるしい脳内変化=脳内運動」はどうなんやろうか??

 

まーでも電子の物質波と我々の物質波の違いがイメージできたので先に進もう。

なんか「質量」が大きい程、不自由な気がしてきたなぁ。

電子の自由な動きに憧れる気もなくはない。

 

(つづく)

 

 

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