比較の為に量を求めるなら「hν」を単位として「n(整数)hν」の
n部分でエネルギーの大きさ(差)を掴むことができる、がっ!?
実際に「プランク定数 h」がどんな数値なのか?
それを知らずして、プランクが見ていた世界は覗けまい…ということで
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今日の寄り道は【プランク定数「h」が示す値を知る】へ
従来の物理学で認識されていた「光のエネルギー量」の変化(増加)が
実は「hv」を最小単位とする段差でできてるよ~とわかったが
では、その段差とは「どの位」のものなのか??
=物理量の不連続性(段差)はどのくらいのものなのか?
では、参ろう!
無知な私が頼りにしている「量子論ガイド」がこちら
こちらの本によると
”プランク定数 hとは、6.626×10の-34乗(ジュール・秒)という値”だと。
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更に正確に「h」を掴む為調べると
2019年5月に定義定数として
h=6.6260715 × 10の-34乗 (J.s) とされたようです。
まーでも佐藤教授が示してくれたように6.626×10の-34乗 まで見えてればOKな気が。
その値(規模)を知るために更にイメージしやすいよう見ていこう。
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上記の本によれば
”「10の-34乗」=1/1兆のその1/1兆の更に1/100億”
という超極微の数(数値)だと。
ほぼ差を感じない極微の数値やな(^^;)
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ここから更に「光のエネルギー単位量 hν」をつかもうと見ていくと
”可視光の振動数(ν)は10の15乗Hz程度の桁であり”
とあり、h×ν=hνというのは「10の-20乗」程度のごくわずかな値になるんだそうです。
0.000000000000000000001…本当だ。
この極微の段差にプランク以前の偉大な学者・研究者達が気付けなかったのも納得。
うん、でも考えてみると「こういう極微の差」とそこに潜む「法則からの定数」て、もっと身近にたくさん溢れてそうだよね。
やはり、実際に数値でイメージ掴むの大事ですな。
(つづく)