偉大な科学者たちの思考を覗く、
そして縄文の智恵の理解度を更に高めようではないか。
ということで
「なぜかわからないけど、電子が決められた半径の軌道上を回っている時、電子は一定のエネルギー状態を保っていて光(電磁波)を放たない、そうなっている」
と示したボーア君!
この決められた軌道上を回り一定のエネルギー状態を保ってる電子の状態を
「定常状態」と名付けたんだって(ほほ~、名付るって重要だよね)
では、電子が光(電磁波)を放つ時って「どういう時(状況)」なのか?
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このことについてボーア君はこう説明している。
◆電子のエネルギーは
- 外側の軌道を回ている時の方が高く
- 内側の軌道を回っている時の方が低くなる
その為、電子がある軌道から別の軌道に飛び移る時
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”電子はそのエネルギー差(分)を電磁波(光など)として放出・吸収する”
この電子の軌道ジャンプを「遷移」という、と。
ボーアがバルマー系列の関数式を見て閃いたのは、このことやったんや~
”バルマー系列の関数式は2つの数の差に関係している”やろ、
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『この差ってのが、電子の2つの定常状態のエネルギー差を示してる』
ということに気が付いたのです!!(すげぇ、天才か!?)
更に更に原子内の電子の軌道半径に「プランク定数」が関係してくることも
ボーア君は突きとめたんや~(それは次回へ)
こういった閃き…頭を常にフルで動かしていたら掴めるものなんやろうか?
天才の思考に少しでも近づきたいが…
知識が身に染みて感覚にまで落とし込まれているんやろうか?
※電子雲(確率雲)とかシュレーディンガー方程式とか物質波とか不確定性原理はこの後たどるとして、当時の前衛的な天才の思考を覗き見て参考にしております
(つづく)