真に復興を成す為に、今の「堕落」に至った経緯や原因をきちんと把握しておこう。
ということで「このままいくと日本は政治・経済の内部から侵略支配され、日本人は奴隷化⇒日本と日本人消滅までいってしまうのでは…」と現在の日本に危機感しかない中、絶望・茫然としている場合ではありません。
巨悪・巨大な陰謀に、政財界の腐りきった亡者たち…と金と権力の中枢にある日本人(日本人のフリした人たち)が我利我利の売国者となっているように思える中、我々個人がどうすればいいのか? そう思い悩み動けないでいる方に読んで欲しい1冊がこちら(↓)
個人の人生だけでなく、社会・国の生き方(在り方)にも通じる話が聞けます。
昭和36年に行なわれた安岡先生の3泊4日の研修(講演)の内容が1冊にまとめられております。時を越えて、先生の講演を聞き・研修に参加できます。
では、文明福祉国家で「国民(人間)が弱くなる」⇒「国全体の弱体化(神経衰弱)・不道徳化の加速」という流れ、の続きへまいりましょう。
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今度は「人が弱くなる」「国全体が弱体化・不道徳化」という部分をもっと詳しく見て「文明社会の堕落」の構図を探っていきます。
んで、今回は特に「人間の科学技術の発展」がもたらした副作用の方に注目。
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「馬車→自動車」「船→飛行機」と移動距離の長さは大きな問題ではなくなり、
更に現在ではインターネット上で世界中のどことでも繋がれる。
こうなると、同時にあることが起きはじめたと安岡先生は指摘するのです。
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これはですね、非常に凄い表現で二重の意味に読み取れるのです。
①今まで移動や手のかかる作業に使っていた時間が(必要)なくなった
②技術によるスピードアップで人々の「時間的余裕」がなくなった
どちら意味も含んでいるんだと思われます。
でも、まーこのことにより「時間をかける」という概念が無くなったってのは一番の指摘かと思われます。
その結果、何が起きたかというと
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インスタント時代の到来
あらゆるものが「インスタント化」されていくことに…
この科学技術の進歩・発展の強烈な副作用に人も社会も国も侵されていくのです。
更に追い打ちをかける様に、副作用の第二波が襲ってくるのです。
(つづく)