この世は歴史事実の捏造、洗脳教育に溢れていますので「自調自考」が大事。
「心なき日本の中核層(政治・経済界の中核にいる日本と日本国民を裏切り私利私欲を満たす売国奴・国賊)」により日本人の奴隷化・歴史ある日本国の消滅の危機が目に見えて酷くなってきた中で、「心ある日本人」が今何をすべきかを考える続きへ。
権力層の堕落腐敗に対し、一般国民(心ある日本人)はどうすればいいのか?
日本の賢人・先哲である「安岡先生」の言葉から学んでまいります。
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んで、本日からが学びの本番「自考」の実践っす!
まずは安岡先生から出された問題というか、「問いかけ」をどうぞ
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”「孟子」が説く『盡心』とは何か?”
まずはですね「盡心」の言葉の意味を自分で考えることからはじめましょう。
その上で「孟子がこの言葉をどのように解釈し使っているか」を考える流れですな。
んでな、私のような無知な奴からすると、まずもって「盡心」の読みからして「は?」なわけで「盡」の読み・意味から調べることになるんですわ(^^;
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「つくす」で変換すると「盡す」と出てきますよ~
さて、では「盡」の意味を確認してみましょう。
- 「盡す」:ある限りを出し切る、究める(限界まで至)、
- 「盡」:ことごとく、全部・みな・すべて
では、「盡心(じんしん)」とはどんな意味なのでしょうか?
孟子=漢文なので「心を盡す」という示しぽいですよね。
ということは「心を尽して、限界まで至り究める」という意味ですかね。
ちなみに安岡先生は「盡」の意を「研究する・究める=その中に含まれているものをあますとろこなく把握する」と教えてくださっております。
ちなみに「盡」の字の成り立ちは「刷毛をもつ手+皿・器」であり、「器の中を刷毛で払って空にする(綺麗にする)」ことを表しているそうです。
ということは、こうもとれませんかね?
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”「盡=研究する・究める」対象が「心」である”
己の魂の器たる心の中にあるもの全てを把握し、更に心の中のすべてを払って「己の空」を知る・掴む…そんな意味にもとれますよね。
自分の心を深く研究していくと「空」の領域に辿り着けるということじゃなかろうか?
ちなみに「ヒント」として「盡大地」という言葉とその意を安岡先生が示してくださっております。
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大地・土(つち)は実に神秘的なモノであり、造化機関であり、”その中に何が詰まっていて+どういう効用・働きを有しているのか”限りないものである
と説明しながら、その大地を部分的に捉えるのではなく「大地の全部」を指す時に「盡大地」というのだ、と。
一般には「盡大地=天地宇宙、全世界」の意とされているようですが、
安岡先生がいう「盡」は「その中身、その内に在る全てを知る」という意味が本質にあるように感じております。
「見える部分(表層・表面)だけではなく、その内の把握まで至って究める」
つまりは顕現の内側にあるものまで把握してこそ、知るを究めることができるのでしょう。そこに至り知識・智恵になるのでしょうね。
では「心を盡す」の本質的な意味はどうなると思いますか?
是非、ともまずは「自考」してみてくださいね。
(つづく)