プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【独女深夜映画部】「パージ:大統領令」パージ慣れした国民の行動が見どころ!サクリファイスというキーワード

f:id:mousoumajyo:20181109103424j:plain

敵を政治や国にすると結局ぼやける

どうも~前作の「パージ」が気に入ったので、

続編にも手を出したプロ独女みつまるです。

やはり、ストーリーというのも型と法則があるな・・としみじみ感じた。

 

 

パージ:大統領令 (字幕版)

 

パージ:大統領令 (字幕版)

パージ:大統領令 (字幕版)

 

 びっくりするくらい

このジャケトに載ってる人たちは

登場後瞬殺されます。

 

まー「自由の女神」を象徴的に使いたかったんでしょう。

自由の象徴であり、

アメリカの象徴だからね。

その象徴をまとった彼女の扱い!!!愚かさの象徴か??

 

前作から時間がたちまして

更に国民が「パージ」慣れしております。

そうなるとどうなるか?

ここは非常に注目すべき点なので

自分だったら・・・と思って見るといいかも。

 

ただ個人的に残念に思うこともある作品。

では行ってみよう!

 

 

パージ慣れした国民の行動に注目!

 

殺人をふくむあらゆる違法行為が合法化され許されるのが「パージ」

1年に1度、夜の7時から翌朝の7時まで

サイレンではじまる秩序なき12時間。

 

前回よりも月日は流れ

アメリカ国民が「パージ」経験を積んだことで

世の中の「パージ」の扱いがちょっと変わってきています。

 

 

①パージを利用して暗躍する者たちが増加

 

  • 政治
  • 宗教
  • 金儲け
  • 差別

 

これらのことに大いに利用されまくっております。

政治と宗教は特に絡まっているのでよくみて!

 

保険会社とかね、パージに乗じてエゲツナイ商売してるから、

見逃さないで!!!

 

 

②パージの日に同志の集団・組織で挑む人が増える

ここ!

ココ大事ですよ!

 

人々が過去や歴史から学んでいる姿を

ライブで見ることができたような気持ちになった。

 

パージの日に個人個人、家族で乗り越えるというよりも

どんどん凶悪化するパージに

集団・組織を形成し武装して望むようになります。

 

パージをパーティーのように仮装して銃をぶっ放して楽しむ集団、

パージに反対する黒人やホームレスや社会的に弱い人を守ろうとする仲間の集団、

政府の指示で暗躍する兵士集団。

 

マンパワーが大事!

集団になると集まる知恵と各自の得意分野を活かした連携による組織力

これこそがものすごい力になるとみんなわかってるんだなぁ・・。

人数も強力な力を生むのですが

集団⇒組織に進化し、リーダーと参謀がいいることで

さらに組織力は数倍に跳ね上がります。

 

 

③パージ反対派勢力の政治力の拡大

もちろんですが

長年のパージにより

無惨に家族を失った人々が

「パージ反対!」の想いを強めていきます。

 

その想いは

大統領選挙において、パージ被害者でパージ反対派の女性議員が

今やものすごい勢いで支持をのばし

パージをはじめた新アメリカの父勢力はタジタジ。

 

「時間」というのは常に不徳と不正の敵であり

これらを暴く正義なんですって!

 

だいたいの詐欺まがいのビジネスや

人の不安を煽った金儲けシステムが3年が寿命なのも納得。

 

 

今回のパージは全国民対象!政治家も狙っていい

 

パージ (字幕版)

 

映画「パージ」では

10等級以上の政治家や官僚はパージ対象外でしたが

今回はすべての国民が対象で例外はないのです!

 

おおお!

やっと平等になったか・・と思ったら、

単純に政治的に敵対勢力抹殺計画の合法化のためでしたって話。

 

 

おわかりでしょうか?

どんな世界でも、どんな場でも、どんなコミュニティでも

「ルールを決めることができる者がすべて支配できる」

これが世の中のシンプルな仕組みです。

 

ここ、リアルに今生きている人すべてに関係あるこの世界のシンプルな仕組みです。

ここがわかってくると

今、SNSでせっかくオープンになったネット社会で

閉じたコミュニティやサロンなどが増えている現象の「Why?」がわかってきますね。

 

まー、もともと人間は考えや志を同じくする人と群れたい生き物ですけど。

 

 

パージ賛成派の牧師がしきりに唱えた「サクリファイス

 

大統領候補者の討論の場において

パージ賛成派の牧師がしきりに「サクリファイス」という言葉を使っていて

めっちゃひっかかった私。

 

字幕では「犠牲はつきもの」みたいに訳されていたように思うんですが

この牧師が言う「サクリファイス」は本当の「生贄」のことでした!!!

 

  • 大きいことを成し遂げるには犠牲が必要
  • 神の大きな力を享受するためには生贄が必要

 

ってことらしい・・

そしてコイツが恐ろしいのはパージの日に

教会にパージ賛成派と熱心な信者を集めて

完全俺目線!「世の中にいらない人=罪深き人」を生贄として準備。

  • ドラッグをやめられない人
  • ホームレス
  • 自分の思想に反するパージ反対の大統領候補

 

みんな捕まえて処刑台に括って拘束しておる!!!

口も物理的にふさいで声を出せないようにしておる!!!

 

 

そして儀式として

聖水で浄化したという刃物や武器で

信者の前で生贄たちをコロしていく・・・という悪趣味。

 

 

悪魔召喚、悪魔崇拝者となんら変わらんやんけ!!

と叫びたい私です。

 

マジでマーターズ思い出した。

 

 

マーターズ [DVD]

マーターズ [DVD]

 

お前が生贄になれよ!

って叫びたい。

 

ここもポイントです。

人が盲信、狂信すると恐ろしいことになる。

盲信・狂信することで、大きな力にすがる危険性をお忘れなく。

 

 

サクリファイスといえばコチラです。

サクリファイス [DVD]

サクリファイス [DVD]

 

 

敵や悪を国や政治にすることでストーリーは陳腐になる

 

完全に私の個人的感想です。

ストーリーには型や法則がある。

古くから人々の心を掴んだり揺さぶる物語というのは

いくつかの型で分けられ、そこには法則があると

物語の構造を研究した方の本を読んで知った。

 

そんな物語の法則の中で

「敵」とう存在は大事なのです。

敵がはっきりした1人の存在を示さずに

「国」や「政府」「政治」としてしまうと

非常にぼやけて話が面白くなくなるなぁ今回思った。

 

敵と主人公の関係性からくる葛藤への共感が

「私」が物語にシンクロする大事な要素なのですが

パージ:大統領令」は主人公が弱い!

 

脇役たちの方がかっこいいし

感情移入できてしまうのもあったかも。

主人公の大統領候補の女性は逃げて守られるだけなので

どうしても闘ってる彼女を守る人たちに気持ちがいくんだよね。

 

 

「パージ」が無くなると平和になるのか?

 

ここは是非映画をみて確認してください。

 

パージ:大統領令 (字幕版)

パージ:大統領令 (字幕版)

 

 

一度血の味を思えた獣はどうなるのか?

人間もまた獣ですから。

 

戦争の無い世の中が実現したら

次は「パージ」法のようなものが出てくるんでしょうかね。

破壊からの再生が一番金を生むと思う亡者たちがいる限り

どんな手を使っても「大規模破壊」を群衆を煽ってやり続けるのか?

 

あなたはこの映画で何を思いますか?

 

前作は個人のパージへの向かい方と決断だったので

とっても面白かったと思えたのかも。

 

「独身女性欲求不満ブログ」というパンチワードでgoogle検索2ページ目に

このブログが出ることにちょっと不満な私です。

むむむむむっ。

 

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ
にほんブログ村

 

 

 

世界のどこでも生き残る 完全サバイバル術 (ナショナルジオグラフィック)

世界のどこでも生き残る 完全サバイバル術 (ナショナルジオグラフィック)

 
アメリカ海軍SEALのサバイバル・マニュアル: 極限を生き抜く精鋭たちが学んでいること (単行本)

アメリカ海軍SEALのサバイバル・マニュアル: 極限を生き抜く精鋭たちが学んでいること (単行本)

 

 

 

組織を変える「仕掛け」?正解なき時代のリーダーシップとは? (光文社新書)

組織を変える「仕掛け」?正解なき時代のリーダーシップとは? (光文社新書)

 
世界で最もイノベーティブな組織の作り方 (光文社新書)

世界で最もイノベーティブな組織の作り方 (光文社新書)