カタカムナやエメラルド板が説く「潜象×現象」の関わりの構造が「身心」にもあり、更にいうなら「肉体にも人智を超えた能力」が秘めらえていると思っている私です。
んで、ならば「肉体の正しい活用法」を知りたいし、肉体覚醒のスイッチもあるはず!ということで「古神道に通じる合気道の世界」を探索中です。
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植芝盛平が神秘体験=黄金体(全一体験)感じ得た「根源の呼吸」「天地の呼吸」を老子も感得していたということでしたよね。
老子は『天地の間は其猶 タクヤク(ふいご)の如きか、虚にして屈せず 動きて愈々出ず』とその悟りを述べておりますが「ふいごの如き」とはどういうことでしょうか?
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「タクヤク=ふいご」ってこういうヤツです~
キャンプなんかの火起こしにつかう「送風機」ですな。
「火起し」のみならず、火力の調整にも使われますよね。
大きく風を送れば強火になりますから。
老子と盛平が感じた「根源の呼吸」「天地の呼吸」については相似点もありますが、
同じことを悟り感得もしているのです。
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盛平は『合気神髄』の中で、この時に感得し悟ったことを、根源の呼吸=造化の呼吸であり、
『呼吸の微妙な変化を感得することによって、各自に合気道の業が生ずるのである』と述べている。
呼吸=生成の根源、でありこの世に多種多様なものが生成されるのは
”ふいご”を使って、火力・湿度の調節をするのと同じように全ての事柄(事象)は呼吸の変化により生みだされるということ
このようにして、天地の呼吸によって万物万象がいくらでも現れ出る(生成される)のである、と説いているのです。
天地の呼吸の微妙な強弱やリズムの変化を感じること、そして天地・自然の呼吸の流れを知ること、それが「合気道の中核」なんだそうです。
呼吸の変化によって「火力・火の勢い」が調節されているわけです。
天地の気の流れの中に「生成の火(日・ヒ)」があるということですよね。
それに最初の「火を起こす」のも呼吸なんですから、気(息・伊吹・気吹)は根源のヒに先行しいているわけですよね、なんかここ重要なことな気がします。
気(キ)・息(イキ)・伊吹(イブキ)が「ヒ」を起こす(顕現化する)ということでしょうか。