そして第六代と第七代の濃い関係が明らかにされてります。
カタカムナの解読2周目に入る前に~更なる日本古代の智に近づくために~と、やっと「古事記の解読」に乗り出した私です。
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では、解読の続きへ
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次に伊耶那議岐神。次に妹 伊耶那美神。
(「古事記」より)
すごくあっさりした記述にて、アマ界の生成祖神と思われる「イザナギ・イザナミ」の二柱の神が登場しております。
ここで第六代と第七代の関係について興味深い解説が
新版 古事記 現代語訳付き (角川ソフィア文庫)に書かれております。
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第六代の二柱の神
「アヤカシコ」=それに応える女神の言・詞
このように『男娼女和』を象徴する神なのだとし、
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続く第七代の二柱の神は、
第六代で示された「男娼女和」を実際に行なう男女神だというのです!
”誘い合う男女”=それによる生成を象徴しているというわけです。
つまり、第六代の二柱により「アマ界における生成の原理=二元(二極)の交わり・関わりによる生成」が示され、その「実行者(具体像)」として第七代の二柱が示されたというわけです。
「男娼女和」=「誘い合う男女」
讃美と受け入れの詞(言霊)による男女の心合わせ がアマ界の万物万象の生成の根元にあるというのです。それは「誘い合う男女(二元・二極)」であり、「さそいあう=差素異(伊)阿生」ということかもしれません。
神世七代が何を示す「神のマトマリ」なのか、だんだんはっきり見えてきましたよね。
では、このことを踏まえて イザナギ神・イザナミ神が何を象徴・神格化したものなのかをそれぞれに詳しく見ていきたいと思います。
(つづく)