気になることがあってこの研究課題は割と長期で追っています。
どうもプロ独女みつまるです。
twitterやネットのニュースのコメント欄やネット上での発言や意見交換の場で
「怒れる人」を良く見かけます。
「なぜ、そこまで感情的に、攻撃的になるのだ?」という疑問が発生しました。
穏やかに「私の意見は」とすれば有効な議論に発展しそうだけどな・・・
そんな中で
最近のいくつか考えていたことが
ガチャン!ガシャン!と連結した結果
「こういうことかな?」と思うことあったので
書いてみます。
コチラで書いた「正解は1つでその正解当て教育」が関係している気がしたのです。
それは2冊の本を読みながら
急に降ってきた「こういう仕組みじゃないか?」という仮説なのです。
外資系コンサルの知的生産術?プロだけが知る「99の心得」? (光文社新書)
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主にこちらからのひらめきが大きいです。
世界の経営学者はいま何を考えているのか ― 知られざるビジネスの知のフロンティア
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コチラでのある研究パターン話も後押ししてくれました。
※どちらも読んで損はない本なので是非読んでみてくださいね。
先に進みます。
実証できてないので
私の勝手な仮説であり、私は納得したって話です。
もし参考になれば 「ネット上での相互理解に」
役立てていただけたらうれしいです。
ほとんどの人が自分が正しいと思っている仕組み
「怒る人」というよりも
世の中のほとんどの人が「自分は正しい」と思っている。
私も世の中のほとんどの人は「正しい」とかつて思っていました。
でも最近はこっちの意見に賛成です。
世の中の人がみんな善と悪とのハーフだと思っています。
いうなれば本能・欲望と理性や倫理のハーフで
日々バランスそのバランスをとっているんだと思います。
自分は悪人だと自覚している悪人はいないのではなかろうか?
善悪なんてどうでもいいところにいる人は結構いると思うけど。
ほとんどの人が自分を「正しい」と思う仕組みの私の仮説はこうです。
◎自分は悪人ではない
↓
◎だから自分は善人で「正しい」良識ある人間だろう
自分は黒ではない、だから白だろう。
自分は真っ黒ではない、だから白側だろう。
(黒か白か)
Aではない、だからBだ。
(AorB)
こういった二者択一発想に侵されているというか、
小さいころからの「正解探し」テスト・試験の影響が濃く出ている。
世の中は人をどっちかジャッジしたがる
美人かブスか?
イケメンかブサイクか?
金持ちか貧乏か?
バカか利口か?
善人か悪人か?
常識ある人か非常識な人か?
賛成か反対か?
世の中は常に人を「どっちか」に所属させたがるものなのです。
相手のポジションを決めたがるのです。
その理由は
人は群れの生き物なので
その中での自分のポジションが大事。
相手が自分より上なのか下なのか、
群れで生きるには相手の見極めが大事。
「相手の見極め」ここなのです。
怒る人の最も特徴的な所。
それは・・・
怒る人の思考パターン~私の仮説
怒る人の思考パターンはこうではないか?と思い浮かんだのです。
◎自分は正しい
↓
◎相手は間違っている
↓
◎自分と反対の相手は味方ではない
↓
◎だから相手は間違ったことをしている、敵である
↓
◎敵ならば攻撃してもいい
↓
(◎正義は悪を滅ぼさなければならないから)
2冊の本を読んで、
思考のパターンを順を追って考えてみたのです。
攻撃的になるというのは本能的な衝動であり
相手を「敵」とみなしているからだと思います。
私の疑問点はどうして「自分は正しい」という思いが
間違っている人を叩くことに繋がるのか?
ここだったのです。
ずっと疑問だったのですが
この仮説を不意にお風呂にはいりながら思いついた時に
妙に納得できたのです。
ではこの先どうすれば
怒る人と建設的な話し合いや議論による
相互理解ができるのか?
ここが次の研究テーマです。
今のことろ、相手の考えも「一理ある」的な受け止めをして
理解を示すところからかな?と思っています。
みんなの知恵が革新につながったら
ネットの有効性あがるし、おもしろいのになぁ。
では、また~プロ独女みつまるでした。