アラフォー独身、40代独身女っていうと世間では
「問題有り」「事故物件」「性格悪い」というイメージがあるようだ・・・。
ちょっと前までは「なんだと?!そんなことないわっ」って思ってたんですけど
ある嫌な奴に嫌味を言われて怒る自分に、私は気が付いた。
「私もコイツくらい性格悪いわ」
そうなのだ
めちゃくちゃショックだったけど
嫌な奴の嫌味に憤慨してメラメラする自分は同等に醜いのだ。
「私は性格が悪い」
と、自覚できたことで実はめっちゃ楽に
生きることができるようになった。
それに私が苦み走った人生という過去の一時期に
立て続けに人間不信になるような経験もして
私は勝手に他人に「性善説」を期待していた自分に気が付き
あらゆる思い込みを捨てた。
人は欲と本能に弱い生き物なのだ。
理想や倫理で思っていることと行動は別なのだ。
行動は本音と本能に素直だ。
そんな私の30代の終わりに気が付いたことと
似たようなことがこの本にも書いてありました。
この本にからの学びのアウトプットを
これまでにいくつか挙げているのでよかったら読んでね。
↓
では今日の名言いきますよ!
「誰もがそこそこに善良でそこそこにずる賢い」by出口氏
人間の脳というのは13,000年前からほとんど進化していないそうだ。
まーそうだろう。
私としては古代文明を築いた自然と闘って
自然の法則を解明し、
生活に活かしていた人たちの方が現代の「便利依存」で思考停止した人より
よっぽど賢いと思っている。
脳も肉体の一部である以上
使えば使うほど鍛えられ能力がアップするはずだもの。
しかも「生きるために、自然と闘っていた」のだ。
毎日、毎日が命がけの思考だもの。
人生の先輩である出口氏もこういっている
「誰もがそこそこ善良で、そこそこずる賢い」と。
半分半分という意味ではない。
もともと両面もっているのだ。
そしてその善良な面とずる賢く悪い面は
目先の状況や関係性次第で割合がガラッと変わる。
昨日までとても穏やかで優しい人も
一瞬で凶悪な犯罪を犯す可能性があるのだ。
これはいろいろな事件を見ても歴史と事実が証明している。
人は誰しも「自分が一番大事」
出口氏はこうも言ってた。
「人間はみんなそこそこの存在」
とんでもなく賢い人も
とてつもなく愚かな人も
とんでもなく悪い人も
とんでもない善人も
実はいないと出口氏は言う。
ものすごく高い視点からみたらまーそうなのだ。
実はそんなに人って大差ないのだ。
でも人間関係はやはり近い視点で近視になっちまうのだ。
自分に関わる人に「善良であること」を期待してしまうのだ。
いつしかその期待は勝手な思い込みになってしまう。
そして期待は裏切られることも多いのだ。
だってみんな自分が一番大事だから。
やっぱり他人より自分を優先する。
それが正しいのだ。
人間関係では勝手な判断と期待は禁物
人間関係で重要な教えだと思った。
「誰もがそこそこに善良で、そこそこにずる賢い」
他人はあなたに「あなたの前で見せる一面」しか見せない。
計算している人もいるし、無意識の人もいる。
だから、相手を疑え!という話ではなく
「私が知っているのは彼(彼女)の一面だけなんだ」と自覚すること。
そして善悪は白黒はっきりしたものではないということ。
ずる賢いからこそ
私たちは進化しているんだから。
欲も本能も大事なのだ。
勝手に他人に期待して
勝手に傷つけられた人になってはいけないのさ。
そしてまた、私自身も100%善良でありたいと思いながらも
嫌いな奴に「罰が当たれ!」とか思う性格の悪さをしっかり持っている。
心の中では「バーカ」って叫んでるし。
でも、「人はみんなそこそこな存在」と思うと
そんなに理想高くいい人でなくてもいいんだって思えるわ。
今の私は50:50かな。
では、また~プロ独女みつまるでした。