第18首も最後の一節だよ~
「アマクニムカヒ」が「トコタチ」だよ~(?-?)
◆カタカムナ第18首を詠む
現象として発生する「音の響き」が大事なので
声に出してウタのリズムで詠みましょう☆
【カタカムナ第18首】
カムアシキネ アマタマノ ムカヒ
アマクニ ムカヒ トコタチ
「アマクニ」という響き…「天(天界)と国(地上界)」に見えてくるなぁ
◆「アマクニムカヒ トコタチ」一音一音の示し
- ア(感じる、生命、現象)
- マ(間、真、受容、現象化の間)
- ク(自由に、引き寄る)
- ニ(定着、圧力、結実、現れ)
- ム(無、広がり、地下)
- カ(根源の力)
- ヒ(一つ、根源から出入、最初のフトマリ)
- ト(重合、統合)
- コ(転がり出入、回転運動、繰り返しの動き・働き)
- タ(分かれ出る)
- チ(凝縮、持続する)
ここから音を連ねて「言葉」にして解読を進めていきます。
◆「アマ+クニ+ムカヒ+トコ+タチ」とは
- アマ:アの間=アマ現象界
- クニ:自由に、引き寄る(ク)+定着・圧力
- ムカヒ:目には見えない無限に広がる「根源の力」を秘めたヒ粒子
一音一音の音の示しを繋げ解釈すると
どうやら「アマ現象界」の性質や様子を述べているような感じですね。
”アマ現象界は「クニするムカヒの場」であり
トコ(重統合を繰り返す)+タチ(性質)をもつ”
アマアメで現象界での「現象化粒子」の変還を示し、
アマクニで現象界の「現象化の場」としての性質を示しているのかな。
◆アマクニ=天・国 がムカヒする場
「アマクニムカヒ」という音を現代語で読み解くと
「天・国 の向かい」になりますよね。
古事記や日本神話を見ても
私はこれを「天と地」の意味にとっていたのですが
天の対になる「向かい合う存在」が国なわけです。
クニの音が示すのは「天界」に対する「地上界」というよりは
「複雑な構造をもった現象・現象物」に見えてきたのです。
だから現代語での解読も加えると
アマ現象界は「天と地が向かい合う場」であり、
「天の生成力」と「複雑な構造を成す現象化粒子」の
対向発生の場で、現象の場はトコの性質を持つ。
こんな、意味の示しも感受できますね~
カタカムナ文字も歌の示しも「動きある立体」なので
意味の示しも「一面」だけではなく「多面体」なんだと思う私です。
つづく