第34首で頭を抱えた難解部分が「タニキビコ」です。
現代日本語からのイメージがほぼ「ゼロ」でした。
感じもつかめんかったわぁ…
◆カタカムナ第34首を詠む
声に出して音を響かせ感受しましょう☆
【カタカムナ第34首】
アマツミソラノ アメヒトツハシラ
サドオホヤマト イヤシロチ
タニキビコ アキツノ イヤシロスベ
シマカサネ オホタマルワケ
オホコトオシヲ トワチカ フタヤヒメ
カタカムナのウタの示しは
何だかんだ云うても「日本語の音」なので
現代日本語の音から、なんとなくイメージ浮かぶんですが
「タニキビコ」だけは「何のこっちゃ?」でした(^^;
◆一音一音の示し
- タ(分かれ出る、独立発生)
- ニ(定着、圧着、圧力)
- キ(気、エネルギー、発生)
- ビ(根源から出入、最初のフトマリ、ヒ粒子)
- コ(転がり出入、回転運動、くり返しの動き・働き)
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆タニ+キビコとは
最初はてっきり「タニキ」+「ビコ(ヒコ)」で音が纏まるもんだと
勝手に思っていた私です(‘~‘)
ところが、カタカムナ文字の示しを見ると「タニ」+「キビコ」なのです。
(※ここ重要ポイント!)
「タニ」=分かれ出て(タ)+定着(二)する⇒「キビコ」
「キビコ」=エネルギーの発生(キ)+回転運動を繰り返すヒ粒子(ヒコ)
(‘~‘)何となくわかるような、ぼんやりしているような…
そこで「古語 きびこ」で検索してみたのです。
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◆「古語きびそ」をヒントに解読を進める
「きびこ」で検索掛けたら「きびそ」で意味が示されました。
古語の「キビソ」はどんな意味をかというと
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”蚕が最初に吐きだす糸”
短く不揃いで人間が生糸をつくる過程ではじかれる「諸糸」なんだそうです。
しかし!
蚕にとってはもの凄く重要な機能を持った糸で
繭の最も外側で外敵や環境から蚕を守る役割を担っているのです。
カムから独立的に発生(タ)して定着(二)された
エネルギー発生+回転運動を繰り返すヒ粒子(キのヒコ)
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このカムからタニした「キビコ」に「キビソ」のイメージを重ねると…
見えてくるのは「超弦理論」の最初の極微の紐じゃない!?
わくわくしながら(つづく)