父に斬りコロされた火神カグツチの死体から生成された山神たちの一柱です。
火の力を濃く秘めた山神かぁ…場面的に破壊の力を秘めた火=火山ってことかな?
◆カタカムナ第41首を詠む
声に出して音を響かせ感受しましょう☆
【カタカムナ第41首】
アマタマ マトマリ カタカムナ
マサカヤマツミ ムカヒマリ
オドヤマツミヲ メグルマリ
ワクミハラナル マカヒクシサリ
生成神イザナギ(父)と火の祖神カグツチ(息子)の因縁の場面が!
非常に重要な示しの「音の響き」を奏でております。
◆一音一音の示し
- マ(間、真、受容、現象界の間)
- サ(差、遮り、現象の干渉)
- カ(根源の力、カ)
- ヤ(飽和する、飽和限界、飽和安定+極限崩壊)
- マ
- ツ(集まる、個々の、津々)
- ミ(実、身、実体、光、生命力の実質)
では音を纏め「ことば」にして解読を
◆マサカ+ヤマ+ツミ とは
「マサカ」
- 現象化の間に盛る(盛んに発生する)
- マを裂く力+マに咲く力
- マ(間)に逆(正・反)発生する(サカ)
「ヤマ」
- 飽和に向かう間の力(働き)
- 飽和限界まで達し、間に出現
- 大きなマトマリ「山(状)」になった
- 集まり、纏まったミ粒子
- ミの粒子
①現象化の間で対向発生し、関わりを続け 飽和限界まで進み間に出現した、大きくまとまったミ粒子(ヤマツミ)
②間を裂き・間に咲く、盛るヤマツミ(限界まで大きくまとまったミ粒子の集合体)
◆マサカヤマツミ神(正鹿山津見神)
父イザナギの剣で斬り殺された
火の祖神カグツチの屍(頭部)から生まれた山の神です。
何ともおどろおどろしい誕生ですが
その神性についてはあまり触れられておらず
火から生まれた山神なので「火山」の神霊だとは思いますが
「正鹿山津見神」という漢字が当てられているので
山の生成力や自然の浄化力を示す山神なのかも。
何となく「もののけ姫」の”シシ神”が思い浮かんだ、私です。
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間に盛る力に依り、イマイマに変化し続けるのが
アマ界の生命・現象の定めなんでしょうね。
(つづく)