44首45首とまとめて読むと、非常にわかりやすく
「アマ界生成」の流れが示されておりました。
けっこう、感動している私です。
ってことで一気に行くわっ
◆カタカムナ第44首
カムナガラ マノハストヂノ トキオカシ
ワツラヒノ ウシ カサネツミ メグルマノ
チマタムスビ ヌヒカタカムナ
アキクヒノウシ ムカヒマリタマ オキサカル オキナギサヒコ
◆カタカムナ第45首
カムナガラ オキツカヒベラ ヘサカル ミチタマ
カタヘツカヒベラ アワノマガ ヤソマガツヒ オホマガツヒ
◆潜象カムから現象アマが生まれる
”カムナガラ マノハストヂノ トキオカシ”
カムからアマが生まれ、カムの根源・無限の力が
「生命・現象の間」の生成力となり、カカワリの場(時空間)となる。
上の図では、わかりやすくカム界とアマ界を分離した領域で書きましたが
地際に私が「こうだろう」と思う構造は、こっち
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カム界の中に気泡の様にアマ界が生まれ
そのカムの中に発生した「アマ」はカムと繋がる通路があって
そこからカム界の力が噴出している。
このアマとカムを繋ぐ通路が「天御柱」だと思うので3つにしました。
◆「カ」がアウことで⇒「ヒ」へ
カム界に発生した「アマ」の中というのは
差をもって湧く「カ」のツ(粒子)がマワリながら
ブラウン運動の如く漂っている空間になっており
この状態をカタカムナでは「オ」と示しているのです。
なんか悪魔の実みたいですな(^^;
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そして、左旋のカと右旋のカが カカワリ「アウ」ことで
”トキ オカシ”して
重合して「最初のフトマニ・フトマリ=ヒ粒子」になります。
ワ・ツ・ラするヒの誕生だよ~
こうして、ウ界面から示された「カをカサネ(重ね・カを核にし)」て
ミ粒子をムス(生む)ヒとなる。
◆アマはメグルマとなり
カムから発生したマ(アマ)は
メグル(循環する・思考・思考の芽が自由に湧きだす)マとなり
このメグルマのチマタ(持続的に間から正反に分かれ出て)発生している「ヒ」は、
潜象の「ヒ粒子」であり、カム界から湧き出る根源の力の変遷「ヒ」であり、
アマの根源の力「ヒ」なのです。
ここで「メグルマ」について理解を深めるために
私の勝手な考察ですが、メグルマ=ガイア理論が示す
「マ」=1つの生命体のことではないかと。
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アマに存在する1つ1つが「1つのアマ」であり
例えば地球も1つの生命体で、地球は内部環境を誕生以来ほぼ一定に保っおり
自己調整機能を持っているわけです。
熱力学第二法則が支配する世界(我々の世界)に於いても
- 開放性
- 非平衡性
- 自己触媒性
という3つの性質を持つシステムは自己組織性を獲得し
自ずと高度な秩序や複雑な構造を生み出す「生命体」といえる。
これが「ヤ」まで向かうメグルマである「アマ」ってことじゃないかと。
◆アキクヒノウシ ムカヒマリタマ
アキ(生命・現象)の杭(クヒ)がカムからウツシされ
ムカヒ(向かい)アウ(合う) マリとなり
形成すタカミと、核となり根源無限の力を湧かせるカムミを
発生させるヒ(ムスビ)となる。
◆オキ⇒ヘ⇒マガマガ
ここからはザックリと「カヒ」が
禍々しい強力な「間の力=マガ」となるまでを。
オキ(立体化)⇒ヘ(方向性+縁、外殻を持つ)粒子化の流れ!
こうして複雑に多数の関わりを続けながら
カカワリから間で練られた力が「マガ」となっていくわけです。
と、いうことで
かなり「カ」からどうやって現象が生成されていくのか
詳細に見えてきましたね~46首に続く。