プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【日本人の血が騒ぐ】51: 日本人と音~神事の琴の音、その本質

なるほど…と思いつつも

神事の琴の真の姿「琴板」に驚きを隠せない私です。

 

 

ただ、この「ほぼただの板」の琴板をどのように演奏するのか?

その奏法には非常に興味湧きました。

 

 

 

 

そして、その奏法を知ると更に「琴板」×神楽=板神楽に興味が湧いてきたのです。

笛の音も乗ってくるってことを心に留めて、先へ

「笛」との共演なのに、

楽譜は無く”感応のままに演奏”するっていう演奏スタイルなんですよ。

 

「えっ!?」と思った、私です。

祭りのお囃子なんかも楽譜は無いけど

先輩方から口伝&直伝で教わるんですよね、我が地方の祭りだと(^^;

だから「楽譜が無い」って処は想定の範囲内ですが

演奏も”その時の感応のまま”でいいんか!?

と、「????」だらけだったのですが

 

なぜ、感応のままって演奏スタイルになったのか

納得しちゃう解説があった。

 

人間が鍛錬して美しい音を奏でるのではなく

カム界の音をこちら側に降ろしてくるってのが

神事の琴の響きのが持つ目的なんですね、納得しました。

 

神事における「神降ろし」をする楽器なんですな~

 

故に琴板を奏でる(叩く)奏者は

演奏しているのではなく、

自然に体が動いている~動かされている状態なんだとか。

 

”感性のままに自由な演奏”に見えて

その実態は「カムナガラ(神ながら)=神の意のまま」のリズム音を

こちらの世界に引き寄せている、わけですね。

 

すげぇ!

 

(つづく)

 

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