44首と45首を大きな1つの「示し」として読むと
めっちゃ面白いのでおすすめです。
◆カタカムナ第45首を詠む
声に出して（重要）、音を響かせ感受しましょう☆
【カタカムナ第45首】
カムナガラ オキツ カヒベラ
ヘサカル ミチタマ フトマニノ
ヘツ ナギサヒコ カタカムナ
トヨ イケミ カタ ヘツ カヒベラ
アワノマガ ヤソマガツヒ オホマガツヒ
では「ヘサカル ミチタマ」の意味を読み解いていきましょう♪
◆一音一音の示し
「ヘサカル」
- ヘ（～へ、方向性を以って、縁、外側、辺）
- サ（差、遮り、現象の干渉）
- カ（根源の力、力）
- ル（留まる、止まる、湧きだす、存在する）
「ミチタマ」
- ミ（実、身、実体、光、生命力の実質）
- チ（凝縮、持続的に）
- タ（分かれ出る、正反発生）
- マ（間、真、現象界の間）
では、音を纏めて「ことば」として解読を
◆ヘサカル＋ミチタマ とは
「ヘサカル」とは
①方向性を以って、カムから割かれて（盛れて）湧き出し、アマ界に存在する
②割き持つ根源の力の差によるエネルギーの縁（外殻）を持ち、中に力を留める
⇓
「ミチタマ」とは
①生命・現象となる実「ミ粒子」の発生・変遷を持続する球（アマ界の環境場である間から分かれ出た1つの間）
②生命エネルギー、根源の力に満ちたタマ（小宇宙の種子・実～小宇宙）
「ヘサカルミチタマ」ということは
このミチタマは「進むべき方向性」と「外郭（エネルギーの壁）」を持ち
その内側にカムの根源力が湧きだしている留めている、凄い力を持つと云うてますな。
◆辺疎神＝ヘサカル神
日本神話（古事記）によると
「辺疎神＝ヘサカル神」というのは
黄泉の国から帰ったイザナギ命が海で穢れを払う「禊」をした時に
生成された神々の1柱だそうです。
- ヨミノクニ
- イザナギ
- ウミ
- ケガレ
- ミソギ
に深い関係がある言葉のようですね、「ヘサカル」って。
イザナギの右の腕輪から生まれた12神の1柱なんです。
「右→ミギ→ミの発生・ミ＋エネルギーの発生」の構造を成す柱の１つな予感。
ここの部分は、もっと壮大な話になるので「第44首～45首まとめ」で触れたいと思います。
（つづく）
