ここで 今までと違う「カムナ」の姿&力が見えてくる…
◆カタカムナ第48首を詠む
声に出して音を響かせ、感受しましょう☆
【カタカムナ第48首】
ヤクサスヘヒト ココロワクミト
5.7.5.7.7の音のリズムでできている「和歌」ですな。
この短いウタに凄い秘密が込められているかも!?
◆一音一音の示し
「カムナ」
- カ(根源の力、チカラ)
- ム(広がり、六方環境から、無・無限の)
- ナ(核、重要なもの、何回も、夥しい)
「マニマニ」
- マ(間、真、現象界の間、受容)
- 二(定着、圧力、圧着)
- マ
- 二
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆カムナ+マニマニとは
和歌のリズムで「7音」は基本的に「3音+4音」「4音+3音」で、
できている気がする私です。
では私的超意訳で勝手によみ解きを
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カム界の無限の根源力(カム)が何回も何回も(ナ)
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カムナ(潜象の力の核)として
アマナとフトマニによって間に定着されたもの(マニ・マニ)
こんな感じかな、と解釈しとります。
んが、ここで練り込まれた別の意味も見えてきた!
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◆「神」と「カムナ=神名」
カタカムナの解読から派生して
「日本語の音の構造~音の呪力」も追っている私ですが
今、偶然に「カミ」と「カム」の違いを調べていて衝撃に襲われたのです。
どうやら「カム」とは「神」の上代語、古い呼び名らしい。
「神」という字はそもそも「神」であり、
「示=神事・祭事」のことで「甲」は”音符♪”を示しているっていうじゃない!
つまり、この第48首が最初に唄って示しているのってこういう事じゃない!?
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(天津神の神名というのは、その音の響きのままに、この世界の理がウタで示されてますよ)
古代日本の人々は感受していたのです、神とは音だと。
神の力(潜象の力)が宿る音の響きなのだと。
その音の響き(振動波)がアマ界の現実に作用するってことを分かった上で
日本語は設計されている、ようです。
神の名が響く時、人の意識内でその神はイメージされ
神の名は音で物理的にも響いているわけです。
まさに「カム+アマ」の世界作用ですな。
ってことで、やはり第48首は革命的な歌のようです。
(つづく)