基本的に「古事記」推しな面が強い私ですが
今回の第60首は「日本書記」に於けるワクムスビからの解釈すると
非常に面白い示しになっていることに気が付いたので、ここにφ(..)メモメモ
◆カタカムナ第60首を詠む
声に出して音を響かせ内容をイメージしましょう☆
【カタカムナ第60首】
カミワケノミチ アメヨロツ
今回は第60首全体まとめＢ面ということで
私的超意訳（飛ばしすぎ）編になります。
カタカムナ第60首で遂に「エメラルド板」とガッツリ重なりはじめたか!?
◆おさらい：ワクムスビ神（古事記編）
火神カグツチを産んだことで大火傷を負い
床に臥せた生成母神イザナミの「尿」から生まれた神です。
イザナミの尿からは水神ミズハノメも生まれています。
「ワクムスビ」は食物神とされていますが
古事記における誕生場面からすると
”生成力×水”の神霊（水神）という印象が強いのです。
故に「カムとアマをつなぐ異空間トンネル（霧～雲状）」が
”ワクムスビ”の響きが示す真の姿じゃないか、と前回書きました。
◆注目はこっち：ワクムスビ（日本書記編）
しかし！日本書紀に於ける「ワクムスビ」は全く別の姿を示しているのです。
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日本書記における「ワクムスビ」神とは
”火神カグツチが、土神ハニヤスヒメをめとり生まれた子神”とされてるんです
火神×土神の子なのです。
火の祖神カグツチ×土・大地・地の神
その子の名が「ワクムスビ」ということは！
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土（地）から”沸く・湧く・蒸す”「ヒ（火・日）の力」
＝マグマ・地熱・地中から湧くエネルギー
という姿が見えてきます。
何がいいたいかというと「ワクムスビ」が指している力（ヒ）というのは
「地中・地球内部から発生するヒ」ではないか、という事なのです。
となると次の「カミワケノミチ」も印象が変わってくるんです。
◆ワクムスビ カミワケノミチ＝アメンティーへの道
ワクムスビを『地球内部から発生する力・エネルギー～その中心にある源』という姿で捉えると、次に続く「カミワケノミチ」という言葉が示すモノが…
”アメンティーへの道”に見えてきちゃったんです（＊－＊）
もしかしたら「ワクムスビ」そのものが
でっかく和したカムの力により生まれた「地球」を示しており
その本質は「地中内部に於けるヒ（火）の活動なんだよ～」って、
更にその地球内部における電場・磁場により
「カミワケの満ち地～道・路」が生成されるよ～って
カタカムナ第60首はウタっているのではなかろうか。
◆アメヨロツとアメンティー
ワクムスビが「地球内部～そこでのヒ～火の活動」を指しているとして
次に気になるのが「アメヨロツ」です。
アマ界に生成される万物万象（ヨロヅ）は
アメのヨロツ（四相性を以って正反に奥・カムから発生した現象界の現象粒子）によってできてるんだよ～って解釈してました。
これは、これでＡ面として間違ってはいないと思うております。
しかし、「アメンティーへの道～アメンティーのホール」が見えてきた今、
これまであんまり意識してこなかった音の示しが気になりだしたのです。
- ヨ（新しい、陽、四相性を）
- ロ（空間、抜ける、連なり奥から現れる）
- ツ（集まる、個々の、津々）
もしかして「宇宙の諸サイクルへ通じる」空間なんじゃね!?
地中・地球の内奥にある…宇宙の諸サイクルに通じる空間で
根源の火（生命の火）があるトコロって…「アメンティーのホール」!!
こんな感じのことが
一気にぶわっと私の脳内に湧き響き始めたのです。
（サクッと次回は第61首へ）
