「アヤ」という言葉がけっこう気に入っている私です。
◆カタカムナ第68首を詠む
※声に出して音を響かせ感受しましょう
トヨホイホ カムナガラ オホカム カエシ ワケ カエシ
スベソラ カムナガラ オキハヒ オキナギサキ
アヤオキツ アカユラ ハユタヘ
オキ⇒オキツへ！
遂にエネルギーが粒子化したぞっ
◆一音一音の示し
「アヤ」
- ア（感じる、生命、現象化）
- ヤ（飽和する、飽和限界、飽和安定＋極限崩壊）
「オキツ」
- オ（於、六方環境＝現象化の環境場、奥深く）
- キ（気・エネルギー、発生）
- ツ（集まる、個々の、津々）
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆アヤ オキツ とは
私には2つの意味が読み取れ、どっちもが重要な気がしております。
↓
①生命・現象の感受が「ヤ（飽和限界）」まで進んで（アヤ）、六方環境＝現象化の環境場から立体化⇒粒子化して発生（オキツ）
②生命・現象の進行性がアヤ模様となって立体化（粒子化）
①②に「古語辞典」から引いた意味を加えると、よりイメージがはっきりしてきます。
↓
◆古語：彩（文・綾）＋掟つ
古語辞典を引き「あや」「おきつ」の意味を調べてみると
↓
「あや」＝文・彩・綾
- モノの表面に現れる色々の型や模様（木の木目、水の波紋、織物の紋様など）
- 条理、わけ、筋道、音楽の節回し
- 美しさ、いろどり
更に「あや・し」が示す意味も足してみる
「あやし」＝怪し、奇し、異し
- 霊妙だ、神秘的だ
- 異常だ、不思議だ、並々でない
- 奇妙だ、奇怪だ
＋
「おきつ」＝掟つ
- 思い定める
- 指図する、命令する
カムナガラの「オキハヒ」がオキ・ナギ・サキのエネルギーを以って、
立体化し「あや」の「おきつ」粒子になったわけです。
霊妙で神秘的な生命・現象のアヤ模様（カム～神の創造計画）を持った
生命・現象化を司令塔となって進める「核」となる粒子!!
これが「ツ」なので「個々粒子」を指し、生命細胞1つ1つがアヤオキツを通して連携して大きな生成を成すということかもしれません。
「あや」という言葉のおくび深さ…好き☆
（つづく）
