第72首はもの凄いことが示されたウタだったよ～
もの凄い濃い内容なのに、真理に迫る内容なのに、たったこれだけの音で示せるって…
日本語（古代日本語）の造りと叡智ヤバすぎるぜ～
◆カタカムナ第72首を詠む
※声に出して音を響かせイメージしましょう
ソレマ アマウツシ アウホコアメ オホカムナガラ
アメノハシマリ ココロワク ヤマコブワケ ヒトミトリ
ムスヒメ ヒネ カムナガラ ウツシタマ イキコトサキ ワレメ
第72首の結びの一節を読み解いていきましょう♪
◆一音一音の示し
「イキ」
- イ（伝わるモノ、陰、あらゆる生命体を構成する最初のハジマリ、電気素量）
- キ（気・エネルギー、発生）
「コト」
- コ（９、転がり出・入、くり返しの動き・働き、個々の）
- ト（10、重合・統合）
- サ（差、遮り、現象の干渉）
- キ（気・エネルギー、発生）
「ワレメ」
- ワ（調和、和、輪、環）
- レ（如く、分離、消失する）
- メ（目、芽、発芽・発生、思考・指向）
ここから音を纏めて「ことば」にして解読を
◆イキ・コト・サキ・ワレメとは
サクッと４つまとめていくで～
「イキ」
- ハジマリ「イ＝電子素量」のエネルギー「イキ」の発生
- イキ＝生き、つまり生気の発生
「コト」
- 回転運動を続ける現象化粒子の重合によって
- 「コト＝事」つまり、現象の出現（現象化）
- ムナヤ→コト（間の限界飽和→生命・現象の発生）
- 差を持つエネルギーの発生
- 差を生むエネルギーの発生（アマに多様性をもたらすエネルギー）
- つまり「カカワリ」を生むエネルギー差の発生
「ワレメ」
- 調和した大きな和から分離発生した「新たな生命・現象のメ（芽・中心の渦目）」
- 調和の割れ目から発生した「我の目」
こられの意味を根底に持つ「4つの詞」ということを踏まえて
⇓
◆私的意訳：生気・事・先（幸気）・我の芽
・惟神にウツシされた「タマ＝御霊（霊魂）」とは、
・アメノハシマリ→ココロ→惟神にウツシされた「タマ＝御霊（霊魂）」には、
⇓
①生気と現象化の力と幸気（幸福に向かう力）とが込められていて、それは全体の和から分離した「我」という存在の「芽」と成る
②生き・事先（時間空間エネルギー＋その中での変化・成長・繁栄へ向かう力）が込められた「我の芽」
②については「サキ」が「先」を示し、
ここで過去・現在・未来が出現し「時間・空間エネルギー」の出現・干渉と同時に
「事先」で未来に向けて変化・繁栄してく方向性をもつ現象化の力がセットされているというヨミになります。
①の「サキ＝幸気」は祝詞なんかにある『幸御魂（さきみたま）』からの閃きっす。
第72首が「心・御霊・魂」の発生を詳細に淡々と説いてくれているのです。
こういう仕組みだったのか！と感動しちゃったぜ～
（つづく）
