第四神の御名の後には「トコロ」「トキ」について語られております~
超古代日本人(仮)にとって「時と場(時間と空間)」は
どんな認識だったのでしょうか?
カタカムナの世界に触れると
かなり、日本の神々の名や地名に対する興味や
日本語の奥深い造りにワクワクしてきますよ~
◆カタカムナ第8首を詠む
カタカムナ文字も「記号や法則性を示す図」として注目してほしいんですが
まずは「音の響き=振動」を体感することが大事っす☆
【カタカムナ第8首】
ウマシタカカム アシカヒビコ
トコロチマタノ トキオカシ
何度も詠んで、音の連なりと響きを感じてください。
あと和歌や短歌や俳句のように
自然とリズムが出てくるところにも注目っす。
◆「トコロチマタノ」一音一音の示し
- ト(重合、統合)
- コ(転がり出入、動き・働き、繰り返し)
- ロ(空間、抜ける、凝集連合し、連なる、奥から現す)
- チ(持続的に、凝縮)
- マ(間、真、現象の間、受容)
- タ(分かれる、独立発生、正反親和の状態で発生)
- ノ(時間をかける、変還する)
この一音一音のもつ意味を踏まえて
音を連ね、言葉をつくって読み解いていきましょう。
◆「トコロ」+「チマタノ」で解読
現代語の感覚でスッとここで切り離してみました。
トコロ / チマタノ
◎「トコロ」が示す意味
現代日本語で考えれば「トコロ=所=場」ですよね。
では、カタカムナではどうなるのでしょうか?
- 「トコ」=重合のくり返し、転がり回転運動
- 「ロ」=空間、連なり
どうやら、「根源の力(カ)」が変還した「ヒの粒子」が
重合を繰り返し回転運動をしながら連なる空間のことを「トコロ」というようです。
つまりは「現象化が起こっている空間」のようです~(はい~)
◎「チマタ ノ」が示す意味
ここがなかなか難しい…
「トコロ」に於ける「ヒ」の変化や動きを示していると考えると
⇓
- チ(持続、凝縮)
- マ(受容、間)
- タ(分かれる、独立発生)
- ノ(変還する)
「トコロ」に置いて「ヒ」が重合を繰り返し、回転運動を持続しながら
凝縮・結合・分裂と変還を続けていく様を示しているようです。
う~ん、難しくて「そうか!」まで理解が至りません…
でも「トコロ」というのが「場」の点を指すのではなく
現象化の動きの間だということはわかってきました。
先の唄を詠み進めて
再びここに戻ってこようと思います。
「わかった!」が得られたらもう一度戻ってこよう。
つづく