合気道の祖・植芝盛平氏も「神楽舞」に特別な意味を見出している。
神道でも巫女舞は神降ろしや帰神に近い重要な意味を持つようだし…
日本の古代の智恵~日本語の音のヒビキ・構造に興味を持って、カタカムナ解読から→古事記の解読に突入した私です。
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では、さっそく解読の続きへ
古事記・序文の第9文
儛を列ねて賊を攘ひ、歌を聞きて仇を伏す。
(古事記・序文より)
※これは大和に入った神武天皇が忍坂で土雲を討つ様子が書かれているそうです
ここで、日本の大事な伝統文化「舞い」と「歌」が出てきております。
この場面では非常に重要な意味を持って「舞い」と「歌」が行なわれているのです。
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では、日本語の支柱である「音のヒビキ」を確認していきましょう。
”儛(まひ)を列ねて賊(あた)を攘ひ(はらひ)、歌を聞きて仇を伏す”
忍坂(おさか)で神武天皇たち一行は、
- 舞いを舞い兵列を動かし整え
- 歌声でタイミングを計って
賊徒・仇敵をはらい伏せたというのです。
このように集団の心を一つにするために「舞い」と「歌」を使うという実践的な側面の外に、「邪や禍を祓う」という作用を舞いが歌が持っていることに注目したい。
舞いや歌には特別な力(作用)があるということが示されているのです。
ここで「武」と「舞い」が繋がっていますが、この事のもっと深い部分を植芝盛平は理解していたようなのです。「武産合気」の世界にも興味湧いてくるでしょ~
(つづく)