神生みで十柱の神を生んだ後、さっそ第九神と第十神によってイザナギ・イザナミにとっての孫神が生まれ出てくるぞ~
古代日本の智恵を探るべし!
日本人の血が、心を向けた日本人を「そこ」に導いてくれるはず…
日本語のヒビキの神秘構造に触れるべし!
ということで、「古事記」に込められた古代日本の叡智に触れていこうではないか~
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では、神生みの続きへ
此の速秋津日子神・速秋津比売神の二柱の神、河・海に因り持ち別けて生める神の名は、沫那芸神。次に沫那美神。
(「古事記」より)
ここで神名の解読に入る前に、超難解部分をチェックしておこう。
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”河・海に因り持ち別けて生める神”
これは…解釈すればいいのだろうか?
この後、生みだされる四組八神は一方は河側の神でもう一方は海側の神ということ⁇
「河」と「海」の示し意味の解読が必要なようです。
- 「河」=「流れる水」+「可」
- 「海」=「流れる水」+「毎」
この「可」と「毎」に注目して見つめてゆき、見えてきたモノがこちら
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ここで「水流+音のヒビキ」が示されてきて~
海の方を見ますと、
今度は「漆黒の海」のイメージが浮かび上がってきて~
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「河」の「口の奥から大きな音が発せられる」って部分の「口の奥=地中(地核)」が見えてきまして~「河=地の水と海=天の水」かな、と思いはじめたのですが、
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こうも見えはじめてきまして…結局は、
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ここにたどりつきました!
一方から追っていくと、もう一方の姿に辿り着き、この2つはメビウスの帯とかクラインの壺のような関係にある「一体のもの」なんだろうな、と。
だから、わざわざ「因り持ち別けて」って表現になっているんだろう。
んで、「河=カ」「海=ミ」という暗示で「カ=根源の力」・「ミ=アマ界の実体成す力」に本来「不二」であるが「二柱の対成す神」として生み出されたよ~ってことだろうと納得したところっす。
(つづく)