母なる智の神!?
神代文字や神代・上代からの歌のヒビキが示す、真理や日本語の神秘構造に触れ、私も今やっと「古事記」の解読に入りました~
日本人なら是非とも古事記の解読に挑むべきだと、感じております。
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その時の自分が何を知り、何を信じているかで「古事記」を読み見えてくるものが変わると思われます。
参考までに、先人たちの古事記解読の恩恵をどうぞ。
+日本語・日本の智の深掘りに
では、速秋津日子神と速秋津比売神が生んだ八柱の神の最後の一組へ。
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(「古事記」より)
読み音は「あめのくひざもち神」と「くにのくひざもち神」です。
「アメノ」と「クニノ」の組成す二柱の神が最後に生み出されましたね。
その神名が示すものとは?
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「天の造化の」と「国の造化の」のそれぞれの「久比奢母智(くひざもち)」とは何でしょうか?
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天と地の造化の働きの内の「造化エネルギーたる生命の水を汲む」器・瓢
⇒その器の水は母なる智恵からなる智水となり、生命の芽(生命核)を包む胞衣となる
そのことの神格化・神霊力の示しがこの神名のようです。
生命を育む「胞衣」というのは、母(祖神)の意の音がヒビキ満ちる智の水の胞衣なのですな。すべてが相似象ということは、私が在る空間もまた「母智のヒビキの胞衣」であるわけかぁ。そう思うと、祖神の母性(母の愛)に包まれている気がしてきますね。
(つづく)