ここで急に「トリフネ」が登場！
古代日本の智に触れ、日本語のヒビキの神秘構造を知り、今やっと日本の神々の不思議な名に真理が込められていることを悟り「古事記の解読」に勤しんでおります。
海神・水戸神に続き～風神、木神、山神、野神ときて次に生まれた神は…
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次に生みたまへる神の名は鳥之石楠船神、またの名は天鳥船と謂ふ。
（「古事記」より）
この神名が示すのは何なのか？
どんな神でどんな力を示しているのか？
一般には「神の乗り物としての船」「船の神格化」とされています。
私の勝手な解読
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「造化を成す為の神意・神霊力を運ぶ」だと私も思っております。
ですが、その船がどんなものなのかをもう少し覗き込んでみてゆきたい。
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造化のムスビ「重合・分離・変遷のサイクル」を司る「イ音の波（波動）」がこの船の本質で、このっ船はこの世界に「実り（結び）＝生命・現象の発生」をもたらす南（ミの波）風の使者ではないでしょうか。
「ウ声」から発生した「ア」と「ワ」により「アイウエオ」の母音と「ワヰウヱヲ」の半母音の二柱を「ムスビ」子音を生成するのが「イ段の父韻」なのだそうです。
詳しくはこちらを是非読んでみて欲しい。
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そんで、言霊（言葉）からすべてが生まれるってことの前に、もっとどんな船かのビジョンを明確にしておくと
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トートやエジプト神話でいうところの「ホルス」や「太陽の翼」のことではないかと思うわけです。
「鳥船」が示す「鳥」ってのが「三貴子の出現を預言する」（予兆）であり、ホルスなんじゃないかと。
どっちにしても国生みで生まれた「嶋」が示す「渡り鳥が止まり休む海中の島（陸丘）」の鳥がこの「天鳥船」のことだと思われます。
（つづく）
