謎の「闇~神」二柱が何を示しているのか…このところずっと考えております。
古代日本の智の偉大さに気づきはじめ、日本語のヒビキの神秘構造に触れ、今は「古事記」の神名や地名、事名に隠された「真理の智」を探っている私です。
では、解読の続きへ
今回は第一神:闇淤加美神について考察してゆく~
「闇」が示しているのは、地核の内奥(内界)にある生命の源泉(地の造化の源泉)であり、同時にそれは天の造化の源泉(一元=大深淵の大海)と繋がっている「暗黒の海(暗黒の間)」であると私は考えております。
地核の内奥(地の造化の源泉=生命の泉)と天の造化の源泉(一元ー大深淵の大海)はクラインの壺みたいに繋がっていると推測。
トートが示す「アメンティーのホール」~更に内奥に進んだ「大深淵」の世界やと思うております~んでここが、生命の花の光・主たちの光が無い状態では「暗黒の間」であり、いわゆる「虚界」ってよばれてる処なんじゃないか、と。
その「造化エネルギーの源泉にして大海(暗海)の水底にある黒い泥水」こそ「形を現そうとするはじまり=エネルギーが重なり塊はじめたもの」で、それには「加美(かみ)」の力とヒビキが込められているってことを示す神名ではないか、と。
更に「形の現れ(現象化・顕現化)」の兆しであるこの神は、きちんと「姿」も示されているのです。
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「くら」「おかみ」というヒビキの古語の意味がこちら
一般的には
- 渓谷の出はじめの水を司る神(龍神)
- 雨や雪を司る蛇身の神
といわれております。
なりほどな、ここで宇宙エネルギー=龍態 ってはなしと繋がってくるね。
でも、次の神と並んだ時、私にはまったく違ったものが見えてきたのです!
(つづく)