プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古事記を読む】天地創成~⑦第五の神:天之常立神(アメノトコタチ)

第四神:ウマシアシカビヒコ神の次に登場したのが「天之常立神」です。

どんな神威・神霊力の象徴なのでしょうか?

カタカムナの解読2周目と縄文の叡智(数理)に入る前に~

しっかりと全ての根にある「古事記」と向き合いはじめた、私です(遅め)

 

 

日本語は「最初に音のヒビキあり」で、その音のヒビキは立体構造を成しており、少しでもその真意が後世に伝わる様に 漢字を交え意味を分かりやすく示してくれているようです(※ここ重要、古事記もそういう意図をもって書かれている)

では、古事記の解読を進めて往きます~

第五の神、登場!

次に天之常立神。此の二柱の神も みな独神と成り坐して、身を隠したまふ。

古事記より)

音のヒビキを確認し、声に出して詠みましょう♪

”次に天之常立神(あめのとこたちのかみ)。此(こ)の二柱(ふたはしら)の神も みな独神(ひとりがみ)と成り坐(ま)して、身を隠したまふ。”

 

【第五の神の出現】

「アメノトコタチ神」とはどんな神で、何を象徴しているのでしょうか?

一般的には『天の定立を神格化した神』とされています。

では「天の定立」とは何でしょうか??

 

これまでの神名の解読・解釈からすると「天之(あめの)」が示すのは「造化(の)」でしたよね。その「あめの」が「常=恒性」を「立す=確立した」と読み取れます。

つまり、私の解釈ではこの神名が示しは、

”造化機関としての(恒性を備えた)「天」の定立・確立”

となります。

 

そして「造化機関たる天」の確立に「立:まっすぐに立つの意」という字があてられていることと、神のことを「柱」と数えることから 一元(根源)による造化の仕組み=造化の構造のウツシである「造化機関たる天」には上下の階層があることもうかがえます。

 

「常」と「立」で「常立」の字が示す意味として、もう1つ重要なモノがあると私はにらんでおります。

それは「造化機関である天」に上下構造(階層)だけではなく、「トキ・トコロ」があることが暗に示され、「天之常立」の字が示すのは『造化機関としての宇=空間場(位置)の確立』

 

そして、第四の神と第五の神も造化三神と同じように 「独神(ひとりがみ)=日獲り神・人離神」として出現後すぐに「身を隠し」てしまわれるのです。

 

「独り神=ヒトリガミ」が示すのは「ヒの重合(ト)分離(リ)を司る神」ということなのかもしれませんね。

 

(つづく)

 

 

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