電子の量子数…「量子数」とは何ぞや?
無知な私に量子論の世界を優しく案内してくれる良書
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パウリの原理によって「普遍的な原子模型」への到達に往く前に~
「量子数」って概念を理解しておこう!
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【ボーアの量子条件】まで話を戻しまして~
『電子の軌道半径は必ず「とびとび」の値をとる』ということが示されましたよね。
n=自然数だからね~
んで、その後の研究により、電子には軌道半径以外にも「とびとびの値」を示すモノが3つ存在することが分かった、そうです。
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この電子の「とびとびの値」を示す4種数をまとめて「電子の量子数」というんだと。
ほほ~電子の姿は「霧の中」っぽかったのが、姿を掴む要素が揃ってきたではありませんか!!
なんでも、この4つの量子数には「こんな関係性」があるそうです~
①主量子量:n
②方位量子量:l
③磁気量子:ml
④スピン量子量:ms
n=1,2,3,4,5…(自然数)
l=0,1,2,3,…(n-1)
ml=0,…( ±(n-1), ±l )
つまり、それぞれの量子数がとれる「範囲」が決まってくるわけです。
故に、今までよりもかなり具体的な「電子の姿(状態)」が見えてくるわけっすな。
これって、我々ってか「私の状態」を決める根幹にもかかわってる気がするのですが…どうなんでしょうか?
パウリの原理とは何かというと
『1つの原子の中で、4つの量子数がみな同じ値になる電子は1個しか存在できない』
というものらしいっす。
これが、どう画期的な発見であったかってのを次回から追っていきたいと思います。
(今はまだ、全然ピンときていない、私です)