プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古事記を読む】天地創成(13)第九の神:妹 須比智迩神

宇比地迩神の対となる妹神は 何を象徴・神格化した神なのでしょうか?

神代文字カタカムナで日本語の響きと神秘の構造に触れてから「古事記」の解読に入ると面白さ倍増なんで、おすすめです。

 

 

では、さっそく宇比地迩神の次に登場する神の謎を解いてゆきましょう~

第八の神:宇比地迩神に続き 神世三代を担う「女神」の名は、

※「イモ」この音のヒビキが後々重要になってまいります

(「ちに・ぢに」の音で対になっています)

では、この神名が示す「意味」を読み解いてまいりましょう。

 

「須」

示す意味:待つ、欠かせない、必要である、求める

「ス」の音が持つ意味:カタカムナでは「一方へ進む」「方向性をもって進む」「透けた(目に見えない存在・力)」ですが、ここに植芝盛平氏が説く「ス声は始まりの息吹」という意も加えたい。

 

「比」

示す意味:同類のもの、なかま、類(たぐい)

 

「智」

示す意味:智恵、智識、無明を照らす智

「知」よりも「無明・夜の暗黒・世の中を照らす智恵」の意味合いが強く、その本質は『物事の道理、この世界の理を理解し、是非・善悪を判断する能力』にある。

 

「迩」

示す意味:近い、近づく、近づける

 

ということなので、「須比智迩神」の意味を読み解くと

「須と智を同類のモノとして近づけ 結ぶ 力(神霊力)・働き・作用」の象徴であり、神格化であると思われます。

 

一般的には「砂土の神」とされ、宇比地迩神と対(男女一組)となる「大地の象徴=土地神」とされています。

 

「智」というのは「一元の息吹=はじまりの呼吸」に通じる智識・智恵ということになりますね。つまり「智を以ってカム意に近づける」というわけです。

 



この二柱の神が対成す男女神の「一組」となって示す意味がまた更に興味深くなってくるのです。ここにカタカムナがウタう「カカワリ」の本質があるのやも。

 

(つづく)

 

 

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