本格的に「国生み」編に入りますよ~(やっとや~)
古代の叡智により計算された日本語の音のヒビキに触れてから「古事記」の解読へ進むことを強くオススメします☆
では、先へ進もう~
故 二柱の神、天の浮橋に立たして、其の矛を指し下ろして画かせば
(「古事記」より)
※二柱の神=伊耶那岐命・伊耶那美命(造化三神から命を受け命名となった二神)
イザナギ・イザナミが「天の浮橋にお立ちになり」と記されております。
「天の浮橋(あめのうきはし)」とはどんなモノなのでしょうか?
⇓
【天の浮橋】
一般には「天空に浮きかけられた橋」とか「高天原にある橋でその下には地上界が見える」というようにいわれてますよね。
しかし!日本語の計算されたヒビキの創りや植芝盛平氏が説く古事記の世界を覗いてしまった私には「アメノウキハシ」というが、こう見えるのです。
⇓
「アメノ=造化の」「ウ気」「橋」
アメノミナカヌシ神の「はじまりの呼吸(造化の伊吹)」であるス声がヒビキ広がり創る「ウ声の圏」これが「アマ(アマ界)」になる。
その「ウ声の広がり」が創る圏と中心の「・(天之御中主)」を繋ぐ経絡のような「ウ気(生気)の橋」があって、それを「アメノウキハシ」というのではないだろうか。
日本だけではなく世界各地の古代の叡智が示す象図・神聖幾何学から見ても、アマノウキハシの中に中心を通り上下左右に延びる「十字の橋」があるのは間違いないのではないだろうか…と私はにらんでおります。
んで、更に重要なのは「その天の浮橋」にイザナギ命とイザナミ命の「二柱」の神が「立った」という表現に在ると思うのです。
造化のウキ橋のどの位置かはまだわかりませんが、二本の芯柱が立ったのです!
立体的で方向性のある「空間場=間」がここで発生しているのです。
「柱が立つ」ということは間違いなく「上下」が確定したわけですよね。
(つづく)