遂に「黄泉の国」へ入ってゆきますよ~
古代日本の智を追い、日本語のヒビキの神秘構造に触れ
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今、「古事記」に秘め(込め)られた神の智を探るべく 解読作業中の私です。
では、解読の続きへ
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是に其の妹 伊耶那美命を相見むと欲ほし、黄泉国に追い往でます。
(「古事記」より)
先に「音」があって、その後 漢字が当てられているので「読み」を確認しておきましょう。
”是に(ここに)其の(その)妹(いも)伊耶那美命を相見む(あひみむ)と欲ほし(おもほし)、黄泉国(よもつくに)に追い往で(いで)ます。”
遂に、イザナギ命が神避りしたイザナミ命を追って「黄泉国」へ行っちゃったよ~
さて、ここで気になるのは「黄泉国」とは何ぞやってことっす。
「国」という字が当てられているので、「法則・規則によって(神に)統治されている空間場」であることは間違いないでしょう。
「黄泉の国=よみのくに」「黄泉国=よもつくに」この2つの読み方が示す意味とは何なんでしょうか? 二面性のある国なのか、それとも「ヨミ=ヨモツ」で同じものを指しているのか??
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一般的には「黄泉の国」=死者の国・あの世、こんな認識ではないでしょうか?
地下(地中内界)の冥土(冥界)のことだとしますと、
トートが示していた「アメンティーのホール」に酷似した空間場に思えますな。
日本神話(古代日本の智)とエジプト神話(トートの智)が同じことを示している。
では、ここで「よみ」と「よもつ」という2つの呼び名から、その地下深くにある地中(地内界)がどんな処なのかを考察してみる。
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「ヨミの国」は、冥界が「夜見(夜に見える・夜を見る)」の「詠み=ヒビキ」の国だというてますよね。
⇒意訳してみると『夜を照らすヒビキ(光と音)の国』
んで、この夜を照らすヒビキは「四つのミ」から成るものだということらしい。
次に「ヨモツ国」は冥界が 「黄泉を囲み、四方に広がる四百の空間場から成る界」と示しているようです。そんで「冥界=予もつ国(新しい生命産む豫の国)」だと。
日本語の詞 一つ一つ、一音一音に深い意味が込められているんですな。
言葉の組み立てが巧妙で絶妙っす!!
(つづく)