では、第三の嶋の誕生シーンへと進んでまいりましょう。
古代日本の叡智を探り、日本語の音(一音一音)が持つ示しとヒビキの神秘構造にふれ満を持して(?)「古事記の解読」に挑んでおります。
では、国生みにおける第三番目の嶋へ
次に隠伎の三つ子嶋を生みたまふ。またの名は天の忍許呂別。
(「古事記」より)
「隠伎の三つ子嶋」は三位一体なのか名は1つなのです。
「隠岐」ではなく「隠伎」となっております。
”隠れた分岐”ではないってことですな…
では「おき」の名からその意味・示しを読み解いてゆきましょう。
同じ1つの卵・1つの種から成る「三つ子の嶋」だということは、
非常に似ているがそれぞれ個々に「御霊を持つ」三存在ということでしょう。
そしてその三つ子の御霊は「通信・交信し合っている」ということかと思われます。
”常にヒビキ合っている”
ってことが重要な示しなんじゃないか、と私は推測。
何がヒビキあっているかというと、「(人の目・人の知から)隠された・神の御業+神ウツシの力」、それが三つ子の御霊としてヒビキ合う嶋が『オキの三つ子嶋』。
では、2つ目の名の示しを読み解いてゆきましょう~
造化(創造)の強い意志・心と神の許し(慈愛)を「御柱=背骨」として、そこから発せられる陰の音律(ヒビキ・振動波)によって「ミが分けられている」ってことかな。
ミが分けられて、まず「ミツゴ」が出現したってことかな。
- イカツミ(電気素量)
- マクミ(磁気素量)
- カラミ(力素量)
だと思われます。
ってことで「隠岐の島」というのは特殊な磁場の嶋なんじゃなかろうか。
隠岐の島に実際にいって確かめたいっすな。
(つづく)