古事記の表記では「伊岐」なのか~
古代文字や神代文字に触れ、日本語の神秘のヒビキや構造に触れてから「古事記」の解読に入ることを強くおすすめしている私です。
では、「国生み」の続きへ
次に伊岐嶋を生みたまふ。またの名は天比登都柱。
(「古事記」より)
壱岐ではなく「伊岐」で「いき嶋」となております。
では、その名に込められた意図(命)を読み解いてゆきましょう。
⇓
”神の言葉を伝える神聖な嶋+その発信が日本中に広がってゆく”
ってことかな、と思ったのですが…素直に音のヒビキから読むとやっぱりこうなる。
⇓
”神の伊吹が吹き降りる嶋”
で、この伊吹が吹き降りる力の反作用で
⇓
「天」と「人間界」を結ぶ上昇気流の柱が生じている…のではないか、と。
「昇」ではなく「登」の字が当てられているのは、「人が山に登る」ように螺旋の上昇を示しているんじゃないか、と。
この天と地を結ぶ「下降と上昇」の流れ=循環(巡り)が「造化機関としての天と同じ」ものを以っており、生成の柱になっているのではないだろうか。
壱岐すげぇ!
神の伊吹が降り、人の息(意気)が天に登る場なんだぜ~
嶋自体が「柱=神」やないか~
(つづく)