プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【映画館で】映画「 怪物のきこり」感想~サイコパスの定義ってなんだっけ?

怪物の木こり (宝島社文庫)

これが原作かぁ~ 

第17回の「このミステリーが凄い」大賞受賞作品らしいっす。

 

 

私が見たのは映画版でサイコパス亀梨vs 刑事 菜々緒 編やで~

 

【映画 怪物のきこり~感想】

サイコパスってこんな人達のことだっけ?

サイコパスの定義って何だっけ?

と思わされた作品です。

 

加えて、私ったら人造サイコパス1号vs2号が闘っている内に…頭を打った彼女(零号)が覚醒して全部を駆逐するものだとばかり思ってみてました…

故に「やっぱ全てのはじまり、零号(原型・本もと)は違うぜ~」とか期待してわくわくしてましたわ~(‘Д‘)

 

ということでサイコパスってこんなんだっけ?」と私に強く思わせてくれたのは染谷さん演じる 医師の存在なのです。「俺たちはサイコパス、他の愚かな大衆とは違う」っぽいことを言い、サイコパスであることを「特別な存在」であるかのように語り優越感をもっているのです!!

 

えっ!サイコパスってこんなヤツらのことだったっけ!?

 

私の中で「サイコパス」といえば、「羊たちの沈黙」のレクター博士が真っ先に脳裏に浮かび、社会規範や秩序に反するが「独自の美学」で生きる人のことで、常人には理解できない「芯」を以って生きている人のことかと思ってました。

 

 

 

また違ったタイプのサイコパスとしては、「テリファー」のアイツ!

 

テリファー(吹替版)

テリファー(吹替版)

  • ジェナ・カネル
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コイツもまた「常人には理解できない己の法則で動いている」のです。

無秩序ではなく、きちんとその行動には「法則性」があるようにみえる。

彼もまた「己の美学」で生きるサイコパスだと私は思うのです。

 

ところが、今回の映画で描かれる「サイコパス」っていうのは…

倫理・道徳・仁義誠に反して好き勝手に私利私欲のままに行動できる、邪魔なものは人でも事実でも片っ端から消して行く…みたいなのって単なる「悪人」じゃね⁇

しかも、非常に幼稚に己の欲望だけを通すのだから野生動物にも劣る、低俗下等生物じゃね?

彼らが殺人等を犯す原因も「金銭」「地位」「権力(支配力)」みたいなものからきており非常に俗欲的でぶちゃけ行動原理は常人でも『理解できる』範囲なのです。

 

故に私の中で「サイコパスってこんなんだったけ?」という思いが肥大化していった。

そのために、この作品でいうところの「サイコパス 原型・零号」の復活覚醒があり、そこの真のサイコパスがどういうものかが描かれるものとばかり思い込んでしまったわけです。(映画終盤はこういった己の葛藤の中で過ごしました)

 

う~ん、「テリファー」の続編みたくなった。

「怪物のきこり」は面白かったです。

映画館で見てよかったっす(^^)

 

 

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