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【映画】ヒッチャー~感想考察:青年と殺人鬼、ふたりを繋ぐ「鏡と指と汗」

 

ヒッチャー(字幕版)

シンプルな設定故に役者の技量が光る作品となった映画です。

人間と悪魔の間のようなサイコ殺人鬼を見事に実体化してます。

端正な顔の中年ゆえに余計に恐さ倍増なんよ!

 

 

気のいい青年とサイコ殺人鬼の仁義なき追いかけっこです~

2人の追いかけっこに巻き込まれた人たちは皆殺しにあうという…理不尽さ満載です。

ヒッチャー(字幕版)

ヒッチャー(字幕版)

  • C・トーマス・ハウエル
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◆映画 ヒッチャー~あらすじ

シカゴからサンディエゴへ車を陸送中のバイト青年ジム・ハルジー

砂漠地帯のハイウェイをひた走るも、ほぼ独走状態で行き交う車はほぼゼロ(^^;

 

夜になり、雨も降り出し眠気が襲ってくる…

ついウトウトしてしまい、次の瞬間 目の前に向かってくるトレーラーが⁉

間一髪のところでハンドルを切り、なんとか助かると

今度は嵐の中たたずむ一人のヒッチハイカーが目に入る。

 

気のいいジムはその男を車に乗せてやる。

だが、この男は目的地を聞いても答えないし

薄笑いで見つめてくるし、横柄な態度で不気味…

ジムは車を停め、彼に「ここで降りてくれ」と言うが

男はナイフをジムに向けてくる。

 

ジョン・ライダーと名乗るこの不気味な男は

ジムが心配した途中であった停車中の車について

「俺がドライバーの手足を切断してバラバラにして殺してきた」

と殺人を告白…そしてジムのほほにナイフを押し付け

『俺をとめてみろ』と。

 

仕方なく、殺人鬼を乗せたまま車を走らせるジムだったが

途中、隙を突いて助手席のドアを開け

ジョン・ライダーを車から突き落とし逃走に成功する。

 

だが、道路に突き落とされたジョンは不気味に微笑み

ジムに何かを感じたのか、ここから彼をしつこくに追いかけるていく。

 

どこまでも追いかけてくる不気味なサイコ殺人鬼、

必死に逃げるジムだったが

逃走中に出会った人たちが次々にジョンに殺されていき…

 

奴の目的は何なんだ!?

俺にどうしろというんだ!?

ジョン・ライダーの目的が見えぬ不気味な行動に戸惑うジムは

だんだん恐怖とジョンの得体の知れなさにのみこまれていく。

 

周囲を巻き込み血で染めながら

殺人鬼と追いかけっこを繰り広げるジムが迎える結末とは…

 

※以下、ネタバレ有の感想・考察です

 

青年と殺人鬼を繋ぐ「鏡と指」

ジムが夜の運転中、眠気に負け寝落ちして

意識を失った後、接触事故間一髪のところで目が覚める。

そこで焦り、交わしたトレーラーをルームミラーから覗く。

 

その後、土砂降りの雨の中 夜の闇から現れたのが

不気味な殺人鬼ジョン・ライダーなのだ。

どんなに彼から逃げても、

ジムが逃げた先のダイナーのトイレで着替え鏡を見た後や

助けてくれて一緒に逃亡するウェイトレスと入っ安宿で

シャワーを浴び鏡が写った後に

殺人鬼ジョンはジムのすぐ側に姿を現す。

 

開店前のダイナーに無理やり逃げ入った時には

ジムとウェイトレスのナッシュしかいない空間だったのに

ジムが口にしたポテトの皿からジョンの仕業と思われる

切断された指が出てくる…

 

その後、ジムの前に姿を現したジョンの手を見ると

2本の指がテーピングでぐるぐる巻きで固定されたようになっており

その部分が血で汚れており、深い傷を負ったことが見て取れる。

あのポテトに入れた指はジョンの指やったんか!?

自分の指を切断してジムに食わす気やったのか!?

 

悪魔の肉を食うと人は悪魔化するのだろうか…

でも、だんだんと後半~ラストに向かって2人は似てくる。

顔立ちが似てくるのだ(目つき・行動が酷似)

 

ジョンとジムは鏡合わせの「光と闇」なのかも。

気のいい青年ジムと殺人の衝動がとめられない死神化したジョン。

あの居眠りで意識を失った瞬間に

ジョンとジムはふたりだけの鏡の世界が繋がって

悪縁が鎖のように結ばれちゃったのかもね。

 

ジョンはやっと自分をとめてくれる資格者を見つけたようです。

 

考察①はじめから2人だけの世界

私の勝手な考察だけど

ジムが居眠り運転して間一髪目を覚ました時

実はジムは生と死の狭間の世界に入たんじゃないかと。

 

死神ジョンとジムの生きる人間の世界が

微妙なバランスで接続されちゃったんだけど

実は二人は世界の接続部に「ふたりっきり」で存在してたんじゃないかなぁ。

 

警察に捕まったジョンですが、捜査でわかったのは

戸籍も住所も職歴も犯罪歴も何もない「謎の人物」だったってことでしょ。

謎の人物というよりは「存在してない」に近いんだよね。

 

でも実はジムもこの中ではジョンと似たような立場で

ジムを知る人が誰一人いない遠い地で1人闘ってたんですよ!

この作中で「ジムの日常」を知る人は誰もいないの。

兄も電話にでなかったし。

 

だから、この世界は「はじめからジョンとジムだけ」だったのかもしれません。

むしろ他の人たち、巻き込まれて亡くなっていた人たちは

ジムが現実だと思ったVRみたいなものかもね。

 

考察②ジョンの正体と顔の汗

最初は嵐の中ずぶ濡れだったからぬれてて当然だったんだけど

その後もジョンの顔は常に濡れてた。

 

警察での取り調べ室でも警察車両で運ばれてる時も

顔には大量の汗かいてたんだよね。

 

死神かと思ってみてたんですけど

悪魔に魅入られし人間で、心のどこかに人のカケラ残ってたのかな。

その部分がジムに自分をとめて欲しいという願いに繋がったのか。

 

ジョンというのは善良な人が不意に襲われる

不幸や事故や事件のような「この世の理不尽さ」を象徴した存在かもしれない。

同時に人間が持つ「闇の部分の結晶」でもある。

理不尽な世の中で自分の闇の部分が暴走したら…自分では止められないよね。

 

あれが「汗」でないならば

ジョンの本体はずっとあの深夜の嵐の道路を

ヒッチハイクしながら彷徨っているんでしょうね。

だとしたら、ジムは自分が作りだした恐怖のジョンに追われていたのか??

 

◆面白い映画は心理を揺さぶり余韻が残る

砂漠のハイウェイシーンメインで

そんなに入り組んだ画もない作品ですが

凄く印象に残るし、こっちの心理も揺さぶってきます。

 

サイコ殺人鬼ジョンに追われる不気味な恐怖が

いつの間にか「私事」のように感じられてくるのです。

 

映画を見終えても

「あいつなんだったんだ…」感がヤバい。

思考が止まらないのです。

ジョンが心に焼きついちまったぜ(;;)

 

画の作り込みは至ってシンプルに思えますが

そのぶん役者力が光り、キャラに魂が宿った映画なんじゃないでしょうか。

 

やっぱり、夜道怖いし

知らない人との交流怖いわぁ

社交性がより低くなった孤にして孤な私です。

 

 

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