映画はほぼ暗~寒色の映像でできているのに映画のポスターは真っ赤という謎?
「血と地と智」をかけているのかな?
何か「見たことあるよな~」と思いながら2度目の鑑賞となってしまった作品。
映画のラストシーンだけ印象に残っていたのですが映画の冒頭と
ジャン・レノ×あのラスト…きっと違う作品やな、と思ってみたら同じだったという罠
【映画クリムゾン・リバー~感想】
”寒さ”は人を冷静なままに、本能を解放させる
本当にすべては「相似象」なんや!
熱ければ「動き」は活発になり、エネルギーは外に向かい拡散し
寒ければ「動かず」静止し、エネルギーは内に向かって凝縮するんやな。
極寒×山奥×閉鎖的な地域(独自のインフラ設備により政治的共同体化)では
権力者はその支配力から「自らの神化」を望むようになる半面、倫理を失い悪魔化していくという「人間の傲慢さと愚かさ」が痛みと共に描かれております。
第一の死体からして、その加工性に「メッセージ感」が溢れてましたが
そうやって訴えないと「誰も気にも留めてくれない」という
人間社会の闇で声を殺して泣き続ける被害者たちが大勢いるって暗示なのかなぁ。
しかし、この映画の「相棒コンビ」最高だよね(^^)