こういう始まりだったのか…シリーズの最終作から見てしまった私です。
ヴァン・ダム祭り3日目
映画 ユニバーサル・ソルジャー~あらすじ
1969年 ベトナム戦争で厳しい戦況を戦う
リュック・デュブロー二等兵(ヴァン・ダム)は
敵も味方も容赦なく殺しまくる狂乱したアンドリュー・スコット軍曹を止めにはいるが…
あれから25年後
ペリー大佐とウッドワード博士率いる特殊部隊
「ユニバーサル・ソルジャー」が凶悪事件の解決に大活躍していた。
その先鋭部隊の中に25年前の姿と変わらぬデュブローとスコット軍曹の姿が…
なんと、あの時ベトナム戦争で戦死した兵士10人の遺体を回収した軍は
多額の費用をかけ科学治療を施し、人型最強兵器「ユニバーサル・ソルジャー」として
彼らを再生していたのだ。
感情と記憶を消された彼らは大佐の命令に従う人間兵器と化していた。
痛みも恐怖も感じない彼らは戦闘マシーンのようで…
毎日の記憶消去操作と冷却により厳重に管理されてる彼らだったが
あることをきっかけにデュブローの中で記憶と感情が戻りはじめる。
軍の研究施設に無断侵入し、ユニバーサルソルジャーの秘密に近づいた女性レポーターへの「抹殺命令」を無視してデュブローは彼女を助け逃走してしまう。
追われる身となったデュブローは25年の空白に何があったかを追い
自分の記憶を取り戻そうと奔走するのだが…
※以下、ネタバレ有の感想となります
こういう始まりだったのか!?
思いっきり、最終作から見てしまったもんで
ユニバーサル・ソルジャーの始まりを今やっと理解(^^;
やはり伝説のシリーズだけあって1作目も面白かったです。
もちろんですが「殺戮の黙示録」もめっちゃ面白いよ!
シリーズとしては
- ユニバーサルソルジャー
- ユニバーサルソルジャーⅡ
- ユニバーサルソルジャーⅢ
- ユニバーサルソルジャー/ザ・リターン
- ユニバーサルソルジャー:リジェネレーション
- ユニバーサルソルジャー殺戮の黙示録
こうなっております(この順で見るといいよ)~
なぜ人は人を兵器化しようとするのか?
なぜ人は人を兵器化しようとするのでしょうか?
科学を用いて、人間を「最強の兵器、兵士型戦闘ロボ」にしたがるのはなぜか?
無敵の改造人間を科学に力で造っても、その後の管理が難しい…
この「なぜ?」は重要な何かに到達する疑問な気がします。
機械化はしてないけど、遺伝子操作や科学の力で創られた最強戦士たち
⇓
やっぱり、人間から「感情」を奪うなんて無理なんじゃないでしょうか?
だって人間だもの~ってか
我々の主体は肉体ではなく「感情」の方にあるようにさえ思えますからね。
「この世界を感じるために」感覚器官として肉体があるだけなのかも。
いい悪役がいて、主役が光り輝く
マジで、この映画の素晴らしいところは
スコット軍曹が「悪役」に徹しているところです。
表情も最高に悪役でサイコで突き抜けております。
いい悪役、雑念無き悪でなにやら信念さえ感じる悪に
嫌悪感よりも どこか惹かれる魅力のようなものを感じてしまう。
しかもスコット軍曹は「部下を動かし自分は命令だけ」な悪のボスではなく
自分からバンバン最前線に出て闘っていくストロングスタイルなのです。
戦闘を走って部下に背中を見せるタイプの俺様悪ボスです(^^;
故に無茶が過ぎる場合も…
自分についてこれない部下には容赦ないのさ。
ということで、シリーズを追って見たくなっている私です。