どこかジェーン・バーキンとか欧州映画にみる女優さんの香りがした。
【映画アサシン~感想】
暗殺者にしては華奢で儚く、愛を求める姿が…
彼女の美しさもあいまって叙情詩的な映画
暗殺の専門家にしては頼りなく揺らいでいる。
「生きのびる」為には それしか選択肢がなかっただけで、「暗殺者・裏仕事をしていく」覚悟はそもそもなかったのかもしれない。
映画冒頭のシーンで彼女に殺された、
優しき(←たぶん)警察官のことを思うと これでよかったのかはわからない。
やはり「生き残った者」が最強なんだな…
”過去を捨て、生き方を変えれば 新たな道を希望をもって進めちゃう”
これが不条理なのか それとも神の救いなのか、人が持つ真の強さなのかはわからない。
とにかく、生きていれば 割と神様は優しく微笑んでくれるようです。
過去と今がどん底に思えても。
彼女のように、自分が心から求めているもの(=彼女の場合は 母親の愛情)を認め、そこから逃げなければ「それ」は神の采配(=本人の想像を超えたところ)で与えられるのかもしれません。