色々な意味で「漫画」っぽかった。
私は「俺たちのジャッキー」世代なので初ブルース・リーの印象は強烈でした…
【映画 燃えよドラゴン~感想】
映画のタイトルも、物語の舞台設定も全てがぶっとんでるし、
「東洋」「アジア」の文化の描き方も謎だったし、
アヘン中毒者が急にサイケデリックになっちゃうのとかも謎だし、
いろいろと謎多き映画ですが、
映画音楽はマジで秀逸だと思いました!
加えて、「俺たちのジャッキー」は派手なアクションと緊迫の物語の中にあっても「ユーモア」を忘れないヒーローなので、コメディ風味を足してくれるのに対し、ブルース・リーが「高倉健」級にハードボイルドでびっくりしました!
超ハードボイルドに任務をこなすのに、戦闘シーンでの気迫のキメ顔が「顔芸」の域なのが更に衝撃でした!
それに、ザコな相手でも「トドメ」には、大ジャンプからの~(頭か腹かを)踏みつぶしてグチャっとさせるのにまたまたビックリしたよ~
映画冒頭では「奇面組の豪くんやん!」と思っていたブルース・リーのことが、映画終盤では「まるで北斗の拳のケンシロウや」という印象にかわった。
ラスボスの敵がまた超漫画キャラっぽくて、必殺武器の「熊爪」に獣の毛つけて謎のリアル感追究してるのとか「こらこら、おっさん…」ってツッコミたくなる仕様になっております。
なかなかに味わい深い「ブルース・リー」との初コンタクトとなりました。
ちなみに「俺たちのジャッキー」は、冴羽リョウっぽいと思っております。
植芝盛平氏の実技みてみたかったなぁ…って思った。