「ピアノの天才×愛する人の死」という鉄板ストーリーながら
なんか見てて自然と涙がこぼれた(;;)
この原作をちょっとだけ知ってて…
アニメでチラっと見たのかなぁ(記憶が曖昧)
えっ、広瀬すずちゃんがあのヒロイン役を⁉
とちょっと意外に感じつつ、観はじめたのです。
映画 四月は君の嘘~あらすじ
あんまり、物語の筋を知らずに観た方がいいかなと思うので
超ザックリとあらすじを
ピアノの神童だった有馬公生は母の死をきっかけに
ピアノ演奏から遠ざかっていた。
そんな公生を、優しく見守る幼馴染の渡君と椿ちゃん。
椿の友達で「渡ラブ」な宮園かおりが登場し
公生の静かだった高校生活が徐々に変わりはじめる。
ヴァイオリニストでもある彼女に振り回されていくうちに
ピアノ演奏で舞台に立つことになり…
※以下、ネタバレありの感想です
泣き顔がブサイクになる人の涙は信頼できる
これは、私の超個人的な思いです。
本当に感情籠った時の涙って、鼻水交じりだし
泣き顔ってグチャグチャになるじゃないですか?
だからね、映画とかドラマの中でも
涙をこぼすシーンで顔が歪む人ってのは
その役と心がリンクしてるんだろうなぁ…って思えるんですよ。
広瀬すずちゃんがこの作中で見せる泣き顔の一発目がまさにそうで、
抑えたいのに湧き上がる感情に一瞬大きく顔が歪んだのです!
そこからなんか、私もグッとこの映画の中の世界に入りこめた感じしました。
ちなみに、山﨑賢人さんの泣き顔も
信頼できるグシャ面でした(;;)
「広瀬すず」がかつてないほど「由美かおる」
広瀬すず 10周年記念写真集 レジャー・トレジャー (アーティストシリーズW)
主演の広瀬すずさん、
前々から「由美かおる」さんに似てるなぁって思ってたんですけど
この映画では、『かつてないほど、由美かおるさん似』でした!!
もしかしたら、広瀬すずさんは時代劇も似合うのかもしれない。
ピアノの天才×大切な人の死=王道物語⁉
何となく、この手のストリー多くないですか?
特に「ピアノの天才児×ピアノを教えてくれた母親の死」
それがピアノをやめるきっかけであり、
そこからの再起をテーマにする物語をよく見る気がする。
この映画を見る前に見た「蜜蜂と遠雷」の影響で
よりストーリーの骨格が重なって見えたのかな?
⇓
ピアノの天才⇒母の死⇒ピアノが弾けなくなる
に加えて 重い病気や愛する人の死など
まるで韓流ドラマの設定のような「試練」の展開が
主人公をドドドッと襲ってきます。
深い悲しみ・喪失感を知り、
そこから再び前を向いて進みだす時
それは見る者に希望を与える姿なのかも。
何気に山﨑賢人さん演じる「有馬公生」君の感情に
引っ張られて、観ながら泣いてしまったよ。
春に優しい風が吹きまっすように…