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【映画部】ナイロビの蜂~感想:アフリカでの新薬人体実験の闇を追った夫婦の愛と死の物語

お題「ゆっくり見たい映画」

ナイロビの蜂 (字幕版)

正義感の強い慈善活動家の妻、庭いじりが唯一の趣味の穏やかな英国紳士の夫。

お互いを想うからこそ起きた夫婦の愛と死の物語。

夫婦の前に立ちはだかるアフリカを食い物にする巨大製薬企業と政治汚職

 

 

アフリカで行われてきた

欧米の巨大製薬企業による

新薬開発の大規模な人体実験。

 

「アフリカは今も搾取され続けている」

 

支援にみせかけた金儲けのつじつま合わせの偽善

色々と現実の闇を深くえぐりながら

夫を想い「秘密」を抱いて亡くなっていった妻と

妻の意志を継いで巨悪に立ち向かう夫の愛と死が描かれている映画です。

ナイロビの蜂 (字幕版)

ナイロビの蜂 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

 

ナイロビの蜂」あらすじ

ナイロビに駐在する外交官のジャスティン。

愛妻家で穏やかで静かな彼の唯一の趣味は庭いじり。

一方、一緒にナイロビでくらす元弁護士の妻は

活動的で現地の人々と交流を深め

彼らの生活の向上のため慈善活動に力を注いでいた。

 

妊娠した妻は、高度医療が受けられる病院ではく

「現地の人と同じ病院で産む」といい死産に。

 

そんな悲しみの中でも

妻テッサは無事に生まれた他人の子に母乳を飲ませたり

「この国の子供達」の未来を見つめていた。

 

親しくなった現地の医師とこの国で起きている「医療問題」について

何かを調べているようだった…

 

ある日突然、ジャスティンに妻テッサの死の報告がもたらされた。

警察は妻と同行していた現地医師との間の情事のもつれによる殺人として

テッサの死を処理しようとしていたが、

ジャスティンは愛した妻に疑念を抱きながらも

彼女が自分に隠して何をしていたのか?彼女の死の真相を追いはじめる。

 

そこで見えてきたのは妻が暴こうとしていた大きな闇と

巨大な敵たちの存在だった。

 

  • アフリカでHIV結核の無料診断を行っている「スリービーズ」
  • 欧州の大製薬会社「KDH」が開発した結核の新薬ダイプラクサ
  • アフリカで行われている新薬の人体実験
  • 隠ぺいされる副作用と新薬による死
  • 政治汚職と賄賂と大企業の金と利権

 

妻の意志を受け継ぎ

巨悪な組織を相手に命がけの孤独な闘いをはじめる夫。

 

自国の政府高官や巨大製薬会社、

アフリカ側の汚職政治家や金でどんな仕事もするギャングたち

ジャスティンは彼らに命を狙われながらも

だんだんと妻が「やろう」としていたことに近づいていく。

 

壮絶な真実を探る闘いの旅の最後には

何が待っているのか?

 

原作小説と妻テッサの実在モデル

この映画には原作があり

妻テッサのモデルは作者の友人である

実在の慈善事業家イヴェット・ピエルパリ。

 

そしてこの物語で描かれている

製薬業界の闇も実際に彼がケニアを取材して

見てきた悲惨な実情がベースとなっているという。

 

ナイロビの蜂 上 (集英社文庫)

ナイロビの蜂 上 (集英社文庫)

 
ナイロビの蜂 下 (集英社文庫)

ナイロビの蜂 下 (集英社文庫)

 

 

原作ではジャスティンとテッサは歳の差夫婦のようです。

それに…テッサの死は壮絶な苦痛が伴ったようで、

映画の中で同行した現地の男性医師が受けた暴行が

テッサにも…。

 

「世界中がアフリカを食い物に」

結核の新薬ダイプラクサの開発者Dr.ロービア

彼との接触に成功したジャスティ

 

この2人が出会ってからのシーンは

とても印象に残るものとなっています。

 

1つ1つの言葉が胸に刺さります。

 

現在はスーダンで現地の貧しい人たちを診療しているロービア

彼が見せてくれた先進国からの無料で提供される医療物資援助の現実。

 

結核HIVの検査を無料で行う検査会社スリービー

彼らの目的は「新薬検査の被験者探し」だ。

こうして規制が緩く、賄賂はびこるアフリカで

説明も同意もないまま新薬の人体実験を繰り返す大手製薬会社たち。

 

そんな製薬会社達がアフリカへの支援として

送ってくる無料の医療品は

「販売期限切れの薬の山」

援助機関を通じて「寄付」という形をとることで

本来破棄すべき期限切れ薬を通して減税対策になっている。

 

『不要な薬は不要な人間に』というわけさ

というDr.の言葉が刺さるね。

 

送られてきた薬は現地の暑さでたちまち劣化する、

だから結局は焼却されるのだ。

 

こうしたアフリカの現状を見てきたDr.の言葉

「大製薬会社は武器商人と同じ、金儲けだけ

 世界中がアフリカを食い物に」

 

食い物にしている者たちが自分の罪をごまかすように

形ばかりの援助を見せることについても…

「製薬会社、援助機関すべてだ 彼らは皆、罪の意識の和で動いている」

 

「利益は簡単に得られます、彼らの命はあまりに安いからです」

これは、ジャスティンとテッサの意志を受け継いだ友が

弔辞で多くの人の前で語った言葉。

 

アフリカで起きていること。

アフリカにある痛ましい死の数々

「そのような死を超えて文明社会は利益を得る

 利益は簡単に得られます、彼らの命はあまりに安いからです」

 

規制もなく、賄賂でいくらでも動く役人たち

広がる感染症に貧困

そんな中で人々は自分たちの身に何が起きているか知らないのである。

「親切な外国人」達が実は自分たちをモルモットにしていることを

実はアフリカを食い物にしていることを

 

「賄賂をよこせ」というケニア警察

アフリカを食い物にする側の倫理なき拝金主義も問題ですが

それだけではなく、アフリカ側の問題も描かれています。

 

アフリカ側も「何が正しいか」ではなく

「金さえもらえれば何でもする」人達が力を持っていること。

政府役人や警察官などの権力側の人達や

武器をもった人たち。

 

テッサやジャスティンを襲ったのも金で雇われた現地の人たちでした。

 

世界経済のドキュメンタリー番組「ジャイアント・ビースト」で観た通り

世界は私の想像以上に賄賂・汚職・腐敗が拡大しているようです。

 

 ⇓

世界の汚職ツアー

世界の汚職ツアー

  • メディア: Prime Video
 

 

 

dokujyolife.hatenablog.jp

 

お互いに思い合う夫婦の愛と死の物語

 

壮絶な愛の形なので

独身BBAの私には「おとぎ話」的ですが

人を愛するというのは究極その人の魂を愛することなのかも…

と思わせてくれた映画です。

 

生と死を超越した夫婦の愛をみせられた気がします。

私の個人的感想としては

ハッピーエンドだと思っています。

むしろ誇り高き勝利を夫婦で手にしたと解釈しいている。

 

手に持っていた銃を1発も他人にも自分にも向けず、

引き金を引かなかったジャスティンの大勝利でしょう。

それが妻が守ろうとした「庭いじりが趣味の穏やかな英国紳士」

である自分だと知ってて最後までそう在ろうとしたのかも。

 

「アフリカの新薬実験」関連本

「アフリカ 新薬実験」で検索してたら

気になる本を見つけました。

 

アフリカの蹄 (講談社文庫)

アフリカの蹄 (講談社文庫)

  • 作者:帚木 蓬生
  • 発売日: 1997/07/14
  • メディア: 文庫
 

 

 

アフリカの瞳 (講談社文庫)

アフリカの瞳 (講談社文庫)

  • 作者:帚木 蓬生
  • 発売日: 2007/07/14
  • メディア: 文庫
 

 

アフリカに人々を苦しめる闇と闘う日本人医師の物語。

新薬実験よりもさらに深い闇が…

 

こうして小説や映画という形で

人々に訴え続けている人たちがいる

そのことに鈍感だった私です。

 

では、また~☆

 

 

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