そもそも運動音痴なんでスキーには近づかないことにしているBBA私です。
雪も苦手だし、山には恐怖を感じているのでそもそもスキーに行かないけど
「これからも近づかないぞ」って強く思った映画です。
スキーに行ったことないので
スキー場のリフトって「こんなに高いの!?」
と改めてビビった。
⇓
- 映画フローズン~あらすじ
- 雪山の孤独は人を狂わす
- 極寒、凍傷、鉄+めくれる皮膚
- 血の臭いにあつまる狼の群れ
- 傲慢さや「少しでも得しよう」根性は身を滅ぼす
- 最後に神はサイコロを振る
- BBAの感想:雪山には行かないぞ!
映画フローズン~あらすじ
幼いころからの親友ダンとジョーは毎年二人で
スキー&スノボを思いっきり楽しむことを恒例にしている。
そんな男の友情イベントに
今年はダンが彼女連れでやってきたので
ジョーはちょっと気分がモヤモヤ中
ダンの彼女パーカーは美人で明るいが
スノボ初心者で、彼女にあわせて初心者コースを
ちんたら滑ることにも不満が募っていた。
でもパーカーの色仕掛けのおかげで
リフト係りの男を誘惑し
3人分のリフト券を買わずに楽しめることになったので
それなりに3人で楽しい時間を過ごしていた。
日も暮れてきて
せっかく来たんだから最後にもうひと滑りしよう!
と終業時間をわずかに超えてから
リフトの係員に無理をいってリフトに乗りこむ3人。
ところが、
リフト係りの男はその後すぐ交代となり
「ラストの3人組がおりてきたら終わりだ」
という引継ぎが彼らの運命を狂わすことに…
ラストの客であるダンたちの顔を観ていない係員は
引き継ぎ後すぐに降りてきた男性3人組のスキーヤーを迎えて
リフトの電源を落としてしまう。
その頃、ダンとパーカー、それにジョーの3人は
地上15mの高さで停まったリフト上ではしゃいでいた。
「はやく動かせよ~客を待たせるな~」
なんてはじめは冗談をいってふざけていたのだが、
だんだんと事態の深刻さに気が付いていく。
終業時間を過ぎて無理やり乗り込んだリフトには
3人以外誰も乗っておらず、
まったく動き出す気配のないまま
スキー場の照明がどんどん落され消えていく。。
「これは本気でまずいかも!」
と思った時には真っ暗で誰も彼らの存在に気が付いていない。
しかも今日は日曜日、
スキー場は週末にしか営業しないので
このままでは金曜日までここに放置されたまま。
夜になりどんどん気温も下がる雪山で3人は
地上15mで停止したリフトから無事に生きて帰ることはできるのか?
雪山の孤独は人を狂わす
3人いるんですけど「孤独」感が半端ないっす!
雪山の過酷な自然の中に3人で放置された感じが
もう「絶望」しかない。
まるで、シャイニング…
何とかしないと!
と、刺すように痛い寒さと闘いながら
地上15mで動けない状態のストレスが
間違った判断につながっていきます。
なんと、ダンが救助を求めにいくため
15m下にダイブ!
2階から飛び降りても両足骨折するのにぃぃぃ!?
と内心焦るBBA私…「でも映画だしな・・」って思ってたら
やっぱり折れた!
しかも両足ボキッと逝って、骨が飛び出ちゃって…
ダンには更なる悲劇が待っています(;;)
ダンの悲惨っぷりは群を抜いている。
極寒、凍傷、鉄+めくれる皮膚
この辺の描写が「ひえっ」となります。
特に極寒の中、ウトウトしてしまい
朝目が覚めるとリフトのバーを掴んでいた手が
鉄のバーに貼りついて取れない感じ!!
必死に手をバーからはがした結果…めくれた皮膚(;;)
そればかりではなく
リフトから移動するためリフトのワイヤーにぶら下がり
次のリフトに移動するのですがワイヤーのねじれが
手を刺してくる…
もう「寒さ=痛さ」なのです。
血も凍る寒さに心も折れそう…
血の臭いにあつまる狼の群れ
スキー場ってこんなに狼の生息地と隣接してるのか?!
ってビビったんですが
まー日本もクマや猪の出没情報よく耳にするしなぁと納得。
こういった狼がゴロゴロあらわれてくる。
しかもめっちゃ躊躇なく人間襲って喰うんやで~
ダンの両足ボキ~からの大量出血で
完全に狼に気づかれてしまったようです。
傲慢さや「少しでも得しよう」根性は身を滅ぼす
彼らがこうなったのは
彼らの傲慢さと少しでも得しようという卑しさが
そもそもの原因(--;)
それに、スキー場の従業員を見下してバカにしていたから…
そもそも「大事なお客様」ではなかったからなぁ
この映画を観ると
傲慢さや卑しさや人を見下す態度が
いかに人生に危機を及ぼすか
「はっ」とさせられます。
ルールを守る人にしか「場の安全は保障されない」
これは肝に銘じておこうっと。
φ(..)メモメモ
最後に神はサイコロを振る
どうしようもない3人ですが
それでも極限状態で
罵り合いもしたけど
最後は助け合う(;;)
そこで最後に神はサイコロを振り
「誰を生かすか」決めたようです。
生かすけど助けはしない…神のツンデレ…
基本、神様は放置プレイだからね~
だいたい神のサイコロでいう
助かる確率はいつだって3分の1さぁ
「この人が助かるべき」って人は誰もいなくて
まさにサイコロで決められたような運命が待っています。
リアルに人生の怖さを表している映画かも。
どんなに反省しようと、どんなに後悔しようと関係ないのです。
BBAの感想:雪山には行かないぞ!
そもそも運動音痴でスキーやスノボなどやらないし
夏でも「山は舐めてはいけない」と登山とか一切しない私ですが
更に心を引き締めて誓いました。
「雪山には行かないぞ!」
怖いし、寒いし、危険だもの。
しかも、助けてもらえたとしても
他人に迷惑かけちゃうからね。
運動音痴で根性なしのインドアBBAは
おとなしくコタツで丸くなって酒呑んで映画観てます。
スキー場の安全を守ってくださってる方々に敬意と感謝を。
では、また~☆